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東京農業大学地域環境科学部造園科学科
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○造園・ランドスケープって?
○第8回「公園は地域資産の一つ。みんなで公園をつくって、みんなで楽しもう。」(2009.12.16〜2010.2.12) 金子 忠一
     
 日々の暮らしの中で「遊び」は、みんなの楽しみです。その「遊び」の場の一つとなるのが「公園」でしょう。ブランコ、すべりだい、砂場がある公園、テニスコートや野球場がある公園、ジャブジャブ池やプールのある公園、里山の雑木林や畑地を生かした公園、広大な自然や風景を楽しむ公園、そして、動物園や植物園も公園の一つです。このように、いろいろな種類や大きさの公園がたくさんありますが、いずれの公園も、日常あるいは非日常の「遊び」や「レクリエーション」の場として親しまれるとともに、人々の暮らしを彩り、感性を育み、そして質の高い生活を営むための市民の共有の場になっています。
すみれば自然庭園学習イベント
   
 公園は、古くからの市民の歓楽の自然の地が公園地に指定されることに発し、「地域資産」として市民に親しまれ、都市の環境づくりの中では、「公共資産」としての多くの公園が整備されてきました。現代は、こうしてつくられてきた公園をいかに、より魅力的に使いやすいものにしていくかというマネジメントの時代に入ったと言われています。公園は市民の「共有資産」であることを「公(行政)」と「私(市民)」が再認識して、地域社会やコミュニティとの「共創」により、「みんなで育くむ公園づくり」を実現することが期待されています。公園は、公のものですから、自治体が整備して、管理し、市民が利用するという構図が浮かんできますが、現代の公園づくりは、地域の資産としてみんなで共に創るのです。

 東京都武蔵野市の農業ふれあい公園は、ワークショップを通して、公園の周辺地域住民、町内会、学校、農業団体、福祉施設、営農者など多くの人たちが一緒になって公園づくりを検討して実現しました。「どんなことができるのか」「どんな風景をつくるか」「どうしたら実現できるのか」・・・・具体的に完成した公園の姿をイメージして、公園の基本方針や導入施設を検討し、さらに市民協働による公園の管理運営の実践までを想定して、「みんなで、考えながらつくり、つくりながら考えよう!」という方針をもって、公園はつくられ、利用され、そして今なお、育てられ続けています。

 つまり、公園は街の中に存在するだけでは、公園としての本質は満たされないのです。公園を利用すること、楽しく利用しつづけられることが重要なのです。地域の資源である公園の財を活かして、多様な主体が共に知恵とアイデアを提案して、利用者や市民との協働による公園づくりです。公園にかかわる人々の期待に応える公園づくりよって、地域が公園をつくり、公園は地域をつくり、そして、地域も元気に活性化し、健康な街になるでしょう。