sino-japanese of memories2009

第5届 中日青年有机化学家学朮会 参加記(前編)

日中若手有機化学シンポジウムに行ってきました

PA080337.JPG成田ー上海

成田ー上海

1日目 10月8日
なんと台風が本州を直撃!成田エクスプレスも運休で、果たしてどうなることやらと思いましたが、ほぼ定刻通りに出発できました。
写真は到着した上海国際空港で撮ったものです。Air Chinaはやはり微妙ですね。座席がエコノミーの前の方だったのですが、後ろの方はまさしくカオス状態でした。
機内食は微妙な味付けのあんかけうどんでした。


PA090339.JPG上海ー成都

上海ー成都

1日目 10月8日
上海で入国審査をして、成都行きに乗り換えです。空港のシステムがよくわからず、少し空港内で迷いました。結局一度出口から出て、再び国内線にチェックイン。
空港がとにかくでかい!!!万博に備えてでしょうか。これでは成田なんて太刀打ちできませんよ・・・空港で待っていて気がついたのですが、中国の人々の習慣として、所構わず1,たんを吐く2,トランプをする3,カップラーメンを食べるのが気になりました。
とくにおばちゃんは、日本の関西のおばちゃんを10倍くらい強烈にした感じですかね。唐突にゆで卵食べ出したりとか。
そして・・・お約束で20分ほど出発が遅れた後、機内で驚愕のAir Chinaの洗礼を浴びることに。なんと経験したことの無いシートピッチの狭さ!私まともに座れませんでした。前のおっさんはシート倒してくるし、地獄の狭さを約3時間。
さらに、事前の情報ではここでディナーが出るということだったのですが、信じられないような軽食で、当然腹がふくれるはずもなく・・・到着が現地時間の午後11時(日本時間0時)なので、食べ物は期待できません。
空腹のまま空港に降り立つと、Prof. Qinが出迎えてくれました。現地は雨。空港前はまさにカオス状態。全く秩序というものがなく、歩行者、自動車が入り乱れる始末。こういったところを中国はもう少し考えた方がいいと思います。さて、ホテルお出迎えのマイクロバスに乗り込み、ホテルへ。とにかく運転が荒い!雨降ってるし恐いよ。到着したホテルは・・・例えるなら日光東照宮です。とにかく派手です。部屋も豪華(っぽい)作りで、設備は整っています。夜遅いのでカロリーメイトかじって寝ました。



PA090340.JPGシンポジウム初日

シンポジウム初日

2日目 10月9日
朝食はビュッフェ。まあ普通に洋食でした。
朝のセッションは8時半から!早いよ。
さて、ここでまたまた文化の違いを見せつけられました。まず、誰も”携帯”のスイッチを切ろうとしない。電話鳴りまくり。せめてマナーモードにしてこいよ。しかも聴講に来た学生諸君だからたちが悪い。当然のように私語をする。静かに聞けないのか?会話の内容が全く分からないので、もの凄く不愉快になる。
そして、会場がホテルのコンファレンスルームなのだが、お茶が用意されており、講演の途中でなんと給仕が注ぎに来る!平気で前を横切る!!しかもスクリーンの前も平気で横切る!!!
それにしても中国側の講演は内容を盛り込み過ぎだと思います。これでもかと言わんばかりに詰め込んでいるので、途中で飽きてきます。触媒の形ちょっと変えただけとかは省いて欲しい。英語もそれなりですので、理解しづらいところもありました。




PA100349.JPGBanquet

Banquet

2日目 10月9日
夜はみんなでお食事会です。日本では大体立食ですが、なんと着席式。
日本人、中国人が交互に座って交流です。隣に座ったのがめちゃくちゃ早口の人で、かなり厳しかった。
さて、肝心の料理ですが、円卓を囲んで取っていく食事。なぜか最初にスイカのジュースが注がれます。(???)ここでは当然四川料理です。辛いです!檄辛です!!辛いのは好きな方ですが、麻婆豆腐なんかは太刀打ち出来ないほどの辛さ。なるほどスイカジュースの理由が分かりました。最初に飲んだときは甘くて死にそうでしたが、辛い料理にこれが合うんですね!
さてbanquetが終わり、部屋に戻って一息つくと電話が鳴りました(?)出てみると、二次会のお誘いです。なんとカラオケパーティーです!向こうの人は結構好きみたいですね。日本の曲もありまして、北国の春(千昌夫)とかがうけてました。洋楽はいまひとつのようです。私の持ち歌は入ってなかったので、ひたすらぬるいビールを飲んでました。酔っぱらいながら英語でしゃべるってのはこれまた難しいものです。部屋に戻ったのは多分1時過ぎでした。


PA090343.JPGシンポジウム2日目

シンポジウム2日目

3日目 10月10日
シンポジウム2日目は午前中のみ。
写真はホテルのエントランスです。横断幕は、違う学会の歓迎の横断幕です。



PA100352.JPG三星堆博物館

三星堆博物館

3日目 10月10日
午後から三星堆博物館へエクスカーション。中国の歴史からして、特異な文明だそうです。夏の時代よりも古いとか。




PA100353.JPG三星堆博物館

三星堆博物館

3日目 10月10日
国家一級博物館だそうです




PA100354.JPG三星堆博物館

三星堆博物館

3日目 10月10日
3メートルほどもある青銅製の物体です。祭事に使ったようです。
その他確かにアジア人では無いような顔をした像、仮面などが出土しているそうで、きっと絶滅した少数民族とかなんでしょうね。それにしてもとにかく広い!





DSCF7062.jpg三星堆博物館

三星堆博物館

3日目 10月10日
建物の前にて記念写真(磯部先生ご提供)






PA100358.JPG順興老茶館

順興老茶館

3日目 10月10日
さて、やれやれとエクスカーションが終わり、宿に戻って夕食だと思っていたら、何故かバスが見知らぬ所へ。
なんと、順興老茶館というレストランへ連れて行ってくれました。(恐らく突如の予定変更だと思います)やたらと大きな入口の門です。






PA100359.JPG順興老茶館

順興老茶館

3日目 10月10日
お約束の激辛料理です。





PA100366.JPG順興老茶館

順興老茶館

3日目 10月10日
食事がやけにあっさり終ったと思ったら、一服つく間もなく移動しろとの事。なんだろうかと思ったら、なんとショーを観ることに!綺麗なおねいさんの舞から始まります(格好は妙ですが)





PA100367.JPG順興老茶館

順興老茶館

3日目 10月10日
お次は妙な楽器を持ったおっさんの、恐らく漫談です。当然理解できず、笑えませんでした。




PA100371.JPG順興老茶館

順興老茶館

3日目 10月10日
お次は、お茶くみショーです。




PA100372.JPG順興老茶館

順興老茶館

3日目 10月10日
続いて影絵のショーです。当たり前のから、どうやるの?ってのまで色々です。




PA100374.JPG順興老茶館

順興老茶館

3日目 10月10日
お次が妙なメイクをした人が頭の上に火のついたろうそくを載せて、アクロバティックな演義です。相方のおばちゃんとのコントになっており、実はこれは四川の名物なのだとか。




PA100375.JPG順興老茶館

順興老茶館

3日目 10月10日
カンフー少年です。




PA100377.JPG順興老茶館

順興老茶館

3日目 10月10日
そしてメインの京劇のような劇です。火を吹いたり、お面が一瞬で入れ替わったりするのです!お面の早変わりの仕組みは、秘中の秘だそうです。




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