東京農業大学

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自己点検・評価

序章

本章

第01章 理念・目的
第02章 教育研究組織
第03章 教員・教員組織
第04章 教育内容・方法・成果
第05章 学生の受け入れ
第06章 学生支援
第07章 教育研究等環境
第08章 社会連携・社会貢献
第09章 管理運営・財務
第10章 内部質保証

終章

第三者評価結果

第7章

1.現状の説明
(2)十分な校地・校舎および施設・設備を整備しているか

〈1〉東京農業大学全体
 東京農業大学は、東京都世田谷区、神奈川県厚木市、北海道網走市の3キャンパスを有し、神奈川県伊勢原市、静岡県富士宮市、沖縄県宮古島市、北海道網走市、東京都西多摩郡などに全国にある農場、実習場、演習林あわせて大学全体で合計357万2千uの校地と、275棟、延べ30万1千uの建物を所有している。

〈2〉世田谷キャンパス
 世田谷キャンパスは、閑静な住宅街に囲まれ緑の多い環境で、校地は155,896u、校舎は83棟、延べ127,137uである。近年では、桜丘アリーナ(体育館)、常磐松学生会館、全天候型陸上競技場(グラウンド)建設・整備を実施し教育・研究環境の充実を図った。また、2011年7月には延べ面積は約2万2千uの新1号館が完成したが、さらに、図書館、学生サービスセンター等の機能を有する(仮称)新図書館棟を着工し、2013年秋完成を目指している。
 学生生活や課外活動等の拠点として、常磐松会館、常磐松学生会館、食堂3カ所(席数計610)と学生が自由に利用できる3キャンパスラボ(PC40台設置)、学生寮4棟(374名収容)がある。17・18号館周辺のテラス・ITスタンド・ラウンジなど学生の憩いの場を設け、新1号館にはラウンジや多目的スペースを整備した。また、常磐松会館道場、アリーナ(体育館)、野球場、陸上競技場、テニスコートなどの体育系課外活動の場をキャンパス内の一地域に集約している。常磐松学生会館内には、3キャンパス学生交流の宿泊施設を備えている。第1駐輪場(約3千台収容)を設置し、自転車・バイクの駐輪スペースを集約した。
 キャンパス内の各所には、緑地(高木1千本・準高木5百本・中木5千本・低木4千本)を設け、将来的な緑化計画も含めてキャンパスの再整備を行っている。
 キャンパス全体の維持・管理は、法人本部環境管理課が担当している。清掃・設備及び警備業務の業務委託を行い、職員と連携して施設・設備の衛生と安全を確保しているが、キャンパスの再整備が完了するまでは、整備状況に応じた体制としている。
 東日本大震災では、キャンパスの建物への被害は軽微なものであったが、安全性を確保するため耐震診断を行い、5棟において耐震補強工事を漸次実施し、2012年1月を目途に全ての工事を完了する予定である。

〈3〉厚木キャンパス
 厚木キャンパスは、高台に建ち自然に恵まれ、圃場、実験施設及び厚木農場と一体となった「緑豊かな公園キャンパス」である。校地は177,346u、校舎は54棟、延べ40,367uである。近年では、第2講義棟とバイオセラピーセンターの建設や、農場機能の集約と充実を目的とした伊勢原農場の取得(30,598u)と整備を行っている。
 学生生活の拠点として、学生食堂364席や売店のほか129席のラウンジを設けている。体育館には、各種ウエイトやフィットネスのトレーニングマシンが充実したトレーニングルーム、シャワールームを備えている。また、2010年度には正門を設置してキャンパスの玄関口として路線バスロータリーから登校する学生を迎えている。
 キャンパス全体の維持・管理は、厚木サービスセンター総務課で行っており、清掃・設備及び警備業務の一括業務委託を行い、専任職員と連携した体制をとっている。中央監視システム及び防災監視システムにより照明、空調などの衛生管理、火災監視を集中管理している。飲料水以外で井戸水を利用しているため簡易専用水道法に基づく水質検査、危険物貯蔵地下タンクの漏洩検査、危険物管理などに関しては特に注意を払って管理している。
 東日本大震災ではキャンパスの建物への被害は、軽微なものであったが、安全性を確保するため耐震診断を行い、2棟において耐震補強工事を漸次実施し、2012年1月を目途に全ての工事を完了する予定である。

〈4〉オホーツクキャンパス
 オホーツクキャンパスは、知床国立公園、網走国定公園に囲まれた立地で、校地は339,826u、校舎は28棟、延べ29,751uである。近年では、第2研究実験棟(アクアバイオ学科研究棟)、オホーツク臨海研究センターの建設、学術情報センターの書庫増設を行った。また、2011年に農場(18,824u)を追加購入する予定である。
 課外活動の拠点となる学生会館内には、トレーニングルームがあり、各種トレーニングマシンが充実している。また、シャワールーム・ランドリー施設の他に25名の宿泊施設も備えている。第1食堂(210名収容)・第2食堂(560名収容)と売店があり、売店の横には談話コーナーやインターネットラウンジがある。キャンパスを取り囲む散策路ファイントレイルがあり、2006年には第6駐車場を拡大(6,480u)した。
 キャンパス全体の維持・管理は、オホーツク学生サービスセンター総務課で行っており、施設・設備の衛生と安全を確保するために、保守作業並びに定期点検の殆どを業務委託している。校舎の経年劣化対策として年次計画に沿って補修工事を2007年度から2013年度までの予定で実施している。また、労働安全衛生委員会が職場巡視により研究室、実験室を巡回し安全衛生面での確認を実施している。

 

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