東京農業大学

Web情報検索
文字の大きさ特<-大->戻

自己点検・評価

序章

本章

第01章 理念・目的
第02章 教育研究組織
第03章 教員・教員組織
第04章 教育内容・方法・成果
第05章 学生の受け入れ
第06章 学生支援
第07章 教育研究等環境
第08章 社会連携・社会貢献
第09章 管理運営・財務
第10章 内部質保証

終章

第三者評価結果

第7章

1.現状の説明
(1)教育研究等環境の整備に関する方針を明確に定めているか。

〈1〉キャンパスの現状と計画
 東京農業大学は、東京都世田谷区、神奈川県厚木市、北海道網走市の3キャンパスと神奈川県伊勢原市、静岡県富士宮市、沖縄県宮古島市、北海道網走市、東京都西多摩郡などに農場、実習場、演習林があり、2研究科、5学部・17学科に12,600名を超える学生(短期大学部を除く)が在籍している。長期にわたり世田谷キャンパスのみを教育・研究の拠点としてきたが、1989年に北海道網走市にオホーツクキャンパスを整備し生物産業学部を置き、さらに1998年には農学部を再編成し厚木キャンパスを誕生させ3キャンパスに拡充した。
 世田谷キャンパスは、昭和30〜40年代に建設され建物やインフラ設備の老朽化に伴い、キャンパス再整備を計画的に進めている。2006年に桜丘アリーナ(体育館)、2008年に常磐松学生会館を建設し、2009年に陸上競技場(グラウンド)を全天候型にした。2011年7月には新1号館(講義棟)が完成し、後期授業から使用を開始した。また、図書館、学生サービスセンター等の機能を有する(仮称)新図書館棟が、2013年秋完成を目指し2011年11月に着工した。
 厚木キャンパスは、バイオセラピー学科設置に伴い、2006年に第2講義棟とバイオセラピーセンターを建設し、2008年には伊勢原市に農場用地を取得して、2010年から厚木農場の機能を伊勢原農場へ漸次移転し、併せて農場整備を進めている。
 オホーツクキャンパスは、アクアバイオ学科設置に伴い2006年に第2研究実験棟(アクアバイオ学科研究棟)、オホーツク臨海研究センターを建設し、2007年に学術情報センターの書庫を増設し、2011年に農場を追加購入する予定である。

〈2〉キャンパスや校舎の整備計画策定と方針
 東京農業大学のキャンパスの整備にあたっては、全学審議会に設置した世田谷キャンパス整備検討委員会、世田谷キャンパス「農大の森」づくり検討委員会、厚木キャンパス再整備検討委員会、オホーツクキャンパスの学部施設将来構想検討委員会などにより、各キャンパスの整備方針や計画を検討・策定し答申や報告を行っている。
 法人設置の土地利用委員会は、各学校・各部門における建物の建設や改築を含む土地利用に関わる計画はすべて審議し調整を行っている。また建設委員会及びその専門委員会では、具体的な建設事案ごとの総合的な整備や建設の実施に関する検討、審議及び調整を行っている。また、2016年に本学創立125周年を迎えるにあたり、創立125周年記念環境整備基本構想を策定している。そこには、「農大の森をつくる 緑の中のキャンパス」答申におけるコンセプト、明快で機能的な空間計画、森の保全・再生、キャンパス内の緑地率向上に関する目標、新図書館棟の複合機能構想、及び大学の機能を中断させずに段階的にキャンパス整備を行うことなどが盛り込まれている。

 

COPYRIGHT (C) 2005-2006 TOKYO UNIVERSITY OF AGRICULTURE. ALL RIGHTS RESERVED.