東京農業大学

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自己点検・評価

序章

本章

第01章 理念・目的
第02章 教育研究組織
第03章 教員・教員組織
第04章 教育内容・方法・成果
第05章 学生の受け入れ
第06章 学生支援
第07章 教育研究等環境
第08章 社会連携・社会貢献
第09章 管理運営・財務
第10章 内部質保証

終章

第三者評価結果

第6章

2.点検・評価

<1>効果が上がっている事項
〈1〉進路支援
1)幅広い職業選択とそれぞれの業界大手への就職
 食品流通、卸、商社の各企業への採用試験エントリーが大幅に増加し、大手企業を含め多数就職実績ができた。医薬品業界では、技術系からMR等営業職へのエントリーが増加し、大手企業を中心に多数の採用実績ができた。TOEIC講座によるスコアアップにより、学生の職業選択の拡大が図れた。
2)公務員・農業団体の対策講座の実績として、公務員採用者数は2008年度の97名から講座実施後の2009年度147名、2010年度157名と増加した。農業団体は2008年度の60名から2009年度127名、2010年度98名と推移している。
〈2〉経済的支援
 2011年3月11日の東日本大震災に伴う被災地学生への経済的支援措置については、総額1億7千万円余りの経済支援を行うことにより修学の継続に寄与した。
〈3〉心身の健康保持・増進への支援
 心の病を抱える学生が増加していることから、世田谷キャンパスでは2008年からカウンセラーを1名増員し、一日2名体制を確立し、また相談時間を18時30分まで延長し、学生へのメンタルケアの対応の充実が図られている。厚木キャンパスについても2011年度からカウンセラーを1名増員し、相談日を増やしている。オホーツクキャンパスについては、現状の記載のとおり、2011年度から1名のカウンセラーを配置している。

<2>改善すべき事項
〈1〉進路支援
 就職を取り巻く厳しい社会情勢の中で、全体として、就職率が2008年度94.1%、2009年度92.2%、2010年度91.2%と過去3年下降している。その状況に対応すべく、より一層の対策が必要である。
〈2〉心身の健康保持・増進への支援
 2011年4月から「心とからだの健康相談」との無料電話(web)相談を開始したが、相談件数が伸び悩んでいる。今後、広報により努めることを課題としている。
〈3〉経済的支援
 本学独自の奨学金等について、成績評価に拘わらない給付奨学金制度がないことから、広く経済困窮者を支援する意味での給付奨学金制度を検討することが課題である。

 

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