東京農業大学

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自己点検・評価

序章

本章

第01章 理念・目的
第02章 教育研究組織
第03章 教員・教員組織
第04章 教育内容・方法・成果
第05章 学生の受け入れ
第06章 学生支援
第07章 教育研究等環境
第08章 社会連携・社会貢献
第09章 管理運営・財務
第10章 内部質保証

終章

第三者評価結果

第5章

1.現状の説明
(4)学生募集および入学者選抜は、学生の受け入れ方針に基づき、公正かつ適正に実施されているかについて、定期的に検証を行っているか。

〈大学全体〉
 本学が実施している入学者選抜制度については、各入試制度の選抜基準、募集人数の妥当性について全学的あるいは各学科ごとに定期的に検証を行い、必要に応じ修正している。全学的には、各年度の初めに各学科在学生の在学年次別のGPA(グレード・ポイント・アベレージ)を入試制度別に算出し、各入試制度別の入学後の成績を比較し入試制度別募集人数の検証を行っている。また全学科同一の試験問題を課している一般入試の試験問題については、入学試験直後に外部機関による評価を実施し、入試問題の内容及び難易度の妥当性を検証している。ただし、GPAの算出結果の入試制度への反映については、入学時の基礎学力や入学学科への就学意欲、学年進行に伴う入試制度別GPAの変化あるいは入試制度によっては該当する学生が極めて少数であることなどを考慮し、慎重に対応しなければならない。公募制推薦入試等で実施している小論文の題目および選考基準、面接における質問事項及び選考基準等については、各学科において出題、決定していることから入試制度別GPAの結果との関係について各学科で検証している。

〈農学部〉
 推薦入試や編入学試験など一部の入試制度に関しては、試験問題や小論文の課題などを各学科に入試問題作成委員会を設け、作成実施している。各学科では、入試制度別GPA及び学生個々人の就学状況を点検し、出題および面接が公正かつ適正に実施されているかについて定期的に検証している。

〈応用生物科学部〉
 各入試制度の合格者選抜基準、募集人数等の適格性については、年度の初めに専任教員による新入生との面談後、各学科において全専任教員の出席する学科会議で、新入生の受け入れについて評価している。さらに各種入試制度別の学生の入学後の就学状況(単位取得数、GPAなど)を追跡調査し、受け入れ方針に適合した学生が入学しているのかどうか定期的に検証している。

〈地域環境科学部〉
 推薦入試等一部の入試制度に係る試験問題や小論文の課題作成などは、各学科において作成している。また面接における質問事項及び選抜基準を策定している。各学科は入試制度別GPA及び個々の学生の就学状況を点検し出題内容、面接項目及び選抜基準の妥当性について検証している。

〈国際食料情報学部〉
 学生募集および入学者選抜についての定期的検証は、各種入学試験前後および日常的な学科会議の中で議論し、改善が必要な事項が発生した場合にはその都度解決している。
 各学科において各入試制度別の入学者の入学後の就学状況を検証する中から、推薦入試における小論文題目、面接における質問項目及びそれらの評価基準の見直しあるいは入試制度ごとの募集人数の見直しを随時実施している。

〈生物産業学部〉
 公募制推薦入試や各種特別選抜入試等での小論文の題目については、各学科の専門性や教育方針を踏まえての出題となっているが、各入試の選抜方針(理念)に沿っているか等は、本学部の入試選考会議(学部長、各学科長等で構成)において確認している。また各学科において、各入試制度別の入学生の就学状況を調査し入学者選抜方法の妥当性について検証している。

〈農学研究科〉
 学生募集及び入学者選抜方法については,「学生募集要項」を作成する時期に研究科で定期的(月1回)に開催される研究科小委員会(研究科委員長、各専攻主任で構成)で論議・検討している。

〈生物産業学研究科〉
 入学者の選抜方法については、各専攻内会議において選抜基準を審議し検証している。研究科委員会においても各専攻内の審議結果を受けて、その妥当性について審議・検証している。

 

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