東京農業大学

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自己点検・評価

序章

本章

第01章 理念・目的
第02章 教育研究組織
第03章 教員・教員組織
第04章 教育内容・方法・成果
第05章 学生の受け入れ
第06章 学生支援
第07章 教育研究等環境
第08章 社会連携・社会貢献
第09章 管理運営・財務
第10章 内部質保証

終章

第三者評価結果

第5章

1.現状の説明
(2)学生の受け入れ方針に基づき、公正かつ適切に学生募集および入学者選抜を行っているか。

〈大学全体〉
≪入学者選抜制度≫
 本学の入学者選抜制度は、大別すると以下の3つに分けられる。
 1)一般入試(T期、U期)、大学入試センター試験利用入試(前期、後期)
 一般入試は本学独自の入試問題、センター試験利用入試は大学入試センター試験の得点により合否を決定する入試制度であり、学力によって選抜する制度である。
一般入試(U期)及びセンター試験利用入試(後期)は、生物産業学部のみ実施している。
 2)公募制推薦入試(T期、U期)、指定校推薦入試
 各学科・専攻が定めているアドミッションポリシー、「大学案内」や「募集要項」に記載された「推薦入学者としての要件」に適合する者を、書類(調査書、推薦書)、小論文及び面接により選抜する。なお、指定校推薦入試は制度の性格上、適格者の選抜を当該指定校に委ねている。また、農学部では指定校推薦入試を実施していない。
 3)特別選抜入試
 特別選抜入試には、「外国人入試」、「帰国子女入試」、「運動選手推薦入試」、「地域後継者推薦入試」、「卒業生子弟推薦入試」、「毎日農業記録賞推薦入試」「社会人入試」「併設高校優先入試」、「技術練習生優先入試」がある。これら特別選抜入試の内、特色のあるものについては以下のとおりである。
 「地域後継者推薦入試」:本学の卒業生によって都道府県単位に組織されている校友会支部において、将来地域社会のリーダーとなり得る人材として推薦された者について選考の上入学を許可している。
 「卒業生子弟推薦入試」:地域または産業社会で実践的に活躍している本学卒業生の子弟で、将来国際的かつ社会的に貢献が期待できる人材について選考の上入学を許可している。
 「毎日農業記録賞推薦入試」:毎日新聞社が主催する毎日農業記録賞(高校生部門)に応募し優秀賞を受賞した者について選考の上入学を許可している。
 「技術練習生優先入試」本学が設置する農場及び演習林に所属する技術練習生の中から推薦された者について選考の上入学を許可している。

≪入学者選抜実施体制≫
 各年度末に入試センターにおいて、各学部・学科の意向をふまえ、次年度の入学者選抜要項(入試日程、各入試制度ごとの募集人数、受験資格、選抜基準等)の原案作成を行い、入試委員会(学長、副学長、各学部長、入試問題調整委員長等で構成)、入試選考会議(入試委員会構成員に各学科長を加え構成)の議を経て、最終的に教授会の承認を得る。入試センターは、この決定に基づき「大学案内」、「募集要項」の作成・配布およびホームページ上への掲載等入試広報活動を行う。さらに定められた「入学者選抜要項」に従い入学試験の実施、合格者の発表、入学手続き処理等の業務を行う。なお合格者の決定については、各入試制度実施後に行われる各学科の選考会議の結果を受け、入試選考会議において最終決定する。

≪入学者選抜要項の公表≫
 一般入試(T期、U期)、センター試験利用入試(前期、後期)、公募制推薦入試、外国人入試、試帰国子女入試及び社会人入試については、本学の各学科の目的、アドミッションポリシーに適合する人材を広く求める必要性、また受験資格を有する者が特定できないことから、大学案内及びホームページに各入試制度の募集人数、合格者選抜方法・基準、過年度入試結果等を掲載し、募集要項の請求から志願・受験につながるよう広報している。
 一方、指定校推薦入試、運動選手推薦入試、地域後継者推薦入試、卒業生子弟推薦入試、併設高校優先入試及び技術練習生優先入試については、選考手順はそれぞれ異なるものの、受験対象者が特定されているので、大学案内に入試制度の名称のみを記載することにとどめている。また、同入試制度の性格上、各学科ごとの募集人員を定めることができないので「若干名」とし、「一般入試の募集人数に含める」としている。「大学案内」及び「募集要項」において募集人数を明記している、一般入試、センター試験利用入試及び公募制推薦入試の募集人数の合計数は、各学科の入学定員と一致するが、本学は各学科の入学者数を入学定員の1.1〜1.2倍とし、特別選抜入試等の入学者を吸収している。なお、入学者数を各学科入学定員の1.1〜1.2倍とすることによる教育の質の低下を招かないよう以下の措置をとっている。
 1)専任教員の確保について
各学科の専任教員配置については、各学科収容定員に対応する大学設置基準が定める専任教員数を上回る教員数を配置している。
 2)教育研究設備の確保について
実験設備・備品は各学科とも収容定員の1.3倍の学生に対応できるよう配備している。

〈農学研究科〉
 本研究科の入学者選抜制度は、全専攻において一般入試(第T期、第U期)を実施し、博士後期課程のみの専攻である環境共生学専攻においては、社会人特別選抜入試を実施している。また、2011年度からは農学専攻、バイオセラピー学専攻及び農業工学専攻において学内推薦入試を実施した。これらについては、各年度末に次年度選抜要項(各専攻の試験制度別の募集人数、入試日程、受験資格、選抜方法等)として研究科委員会の議を経た後、その概要をホームページ上に掲載するとともに、詳細を記載した「募集要項」を作成・配布している。合格者の決定にあたっては、入試制度ごとに各専攻内の合否会議を経て農学研究科小委員会(研究科委員長および各専攻主任で構成)で決定している。

〈生物産業学研究科〉
 本研究科の入学者選抜制度は、全専攻において一般入試(第T期、第U期)及び社会人特別選抜入試を実施している。これらについては、各年度末に次年度選抜要項(各専攻ごとの試験制度別の募集人数、入試日程、受験資格、選抜方法等)として研究科委員会の議を経た後、その概要をホームページ上に記載するとともに、詳細を記載した募集要項を作成・配布している。合格者の決定にあたっては、各入試制度ごとに各専攻内の合否会議を経て生物産業学研究科委員会(研究科委員長及び指導教授で構成)において決定している。

 

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