東京農業大学

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自己点検・評価

序章

本章

第01章 理念・目的
第02章 教育研究組織
第03章 教員・教員組織
第04章 教育内容・方法・成果
第05章 学生の受け入れ
第06章 学生支援
第07章 教育研究等環境
第08章 社会連携・社会貢献
第09章 管理運営・財務
第10章 内部質保証

終章

第三者評価結果

第4章

<1>教育目標、学位授与方針、教育課程の編成・実施方針
1.現状の説明
(1)教育目標に基づき学位授与方針を明示しているか。

〈大学全体〉
 本学は,120年の伝統および私立大学の特性を活かし,教育基本法の精神に則り、本学の教育理念にそって、生命科学,環境科学,情報科学,生物産業学等を含む広義の農学の理論及び応用を教授し,有能な人材を育成すると共に,前記の学術分野に関する研究及び研究者を養成することを目標としている。
 本学では、学部生に対し新入生ガイダンスおよび新学期に行われる2,3,4年次生を対象とした学科ガイダンスを通して、進級および学位取得までの具体的な履修の方法等を詳細に説明している。また、履修のてびき、学生生活ハンドブックを全学生に配布し修得すべき単位および学位授与方針を明示している。即ち、進級については、1年次から2年次への卒業要件に関わる修得単位数が20単位未満の場合に進級判定を行い、2年次から3年次への進級基準は2年次終了時に卒業要件に関わる単位数が50単位未満の場合、3年次から4年次への進級基準は3年次終了時に、卒業要件に関わる修得単位数が90単位未満の場合に上級年次への進級ができないという基準に則り判定を行っている。また、卒業に必要な単位数は124単位以上である。
 大学院生に対しては、博士前期・博士後期とも新入生を対象にガイダンスを行い、学位授与までの流れを説明している。
 こうした本学の教育目標を遵守しながら各学部および各学科、専攻において以下のような特有の基本目標を設けて教育が行われている。

〈農学部〉
 農学科は、世界的人口増加に対応した食料生産技術の向上、生態系の保全、資源生物の保存と利用、野菜、果樹、観賞植物の生産・利用による美しいヒューマンライフ実現に貢献できる人材教育を目標としている。そのため、社会的、産業的背景を踏まえ、より専門的な知識と技術を教授できるよう食料問題を基本として、安全な食料生産を追求する「農業生産科学コース」と園芸生産の安定と高品質化を担当し、豊かなヒューマンライフの実現に貢献しようとする「園芸科学コース」の2コースを設置している。農学科に入学した学生は初年度、両コースの知識、研究の基礎となる学科主要科目を履修した後、2年次で2コースのいずれかを選択し、コースに配当された科目を履修、専門的な知識、能力を習得させている。さらに、3年次には各コースに配置された2分野から1分野を選択、分野演習・卒業論文などを通して専門的な知識を養成している。農学科の卒業要件としては必修科目63単位、選択必修12単位、選択科目49単位以上、計124単位以上を取得することにより学士(農学)を授与している。
 畜産学科は、社会情勢に対応した動物性食品の生産技術の向上とその利用、自然環境を考慮した生態系保全など、豊かな人間生活に貢献できる人材を養成するとともに情報化、国際化などの社会変化に対応できる多様性を持った人材養成を目標としている。食生活に欠かせない動物性タンパク質を中心に据え、安全な食料生産を追求する「生産科学分野」と動物を資源として捉えて、その種の保全や育種学的追求あるいは人間とあらゆる動物の生活環境をも考慮した「生命科学分野」を設置し、それぞれ特色ある教育を実施している。畜産学科に入学した学生は、1,2年次で一般教養的な知識および本学科で必要な知識ならびに研究の基礎となる学科主要専門科目を履修した後、3年次より専門的な知識向上のため「生命科学分野・3研究室」あるいは「生産科学分野・4研究室」から1研究室を選択し、その分野に関わる実験実習ならびに卒業論文の作成を通して、専門的な知識を持つよう教育を行っている。畜産学科の卒業要件としては必修科目73単位、選択必修12単位、選択科目39単位以上、計124単位以上を取得することにより学士(農学)を授与している。
 バイオセラピー学科は、人と動物・植物の理想的な共生のプロデュース、障害のある人々に対し生物を介在させた療法の開発などそれぞれの目的に応じた高度な理論と技術を持った人材育成を目標としている。環境問題、心身の健康維持・増進、生活の質(QOL) の向上、国内外の生物資源の持続的確保等の現代社会における諸問題に対し、農学としていかに貢献できるかを追求する中で、動植物との共生、動植物による癒し、生物介在療法に至る、一連の実践的教育を実施している。バイオセラピー学科に入学した学生は、1,2年次で基礎的な教養を学ぶとともに、バイオセラピー学科全般にわたる基礎的科目を中心に履修した後、「植物共生」、「動物共生」、「生物介在療法」の3分野・6研究室より1研究室を選択しその分野に関わる専門的知識をさらに深め、卒業論文を通して専門的な知識の養成に努めている。バイオセラピー学科の卒業要件としては必修科目55単位、選択必修12単位、選択科目57単位以上、計124単位以上を取得することにより学士(農学)を授与している。

〈応用生物科学部〉
 バイオサイエンス学科は、生命現象を分子レベルで解析し、生物の基本構造と高次機能を理解し、その応用を目指した教育研究を進めており、生命に関係する地球規模での諸問題を理解し、積極的に問題解決に取り組める人材養成を目指している。卒業要件は合計取得単位を124単位以上とし、必修科目が90単位、選択必修科目が8単位以上、選択科目が26単位以上を取得することとなっており、これを満たした者に学士(応用生物科学)を授与する。
 応用生物科学科は、化学を基礎として、農学領域における生命現象とそれを取り巻く環境と生物資源の利活用の理論と応用に関する教育研究を推進し、農業関連分野ならびに食品・化学産業の生産・開発・研究や技術系公務員、教員、研究者などを目指し、国際的な視野に立って実社会の諸問題を解決する人材育成を目標としている。卒業要件は合計取得単位を124単位以上とし、必修科目が79単位、選択必修科目が8単位以上、選択科目が37単位以上を取得することとなっており、これを満たした者に学士(応用生物科学)を授与する。
 醸造科学科は、わが国唯一の醸造・発酵食品技術関連の高等教育研究組織として、醸造・食品産業および微生物利用産業の発展に寄与する人材の育成を教育目標とし、微生物を利用する食品製造業並びに関連産業における伝統技術から最新のバイオテクノロジーに至る幅広い分野において、環境保全も視野に入れた教育研究を行っている。卒業要件は合計取得単位を124単位以上とし、必修科目が83単位、選択必修科目が8単位以上、選択科目が33単位以上を取得することとなっており、これを満たした者に学士(応用生物科学)を授与する。
 栄養科学科では、栄養士の養成と管理栄養士養成に主眼をおいて教育を行っている。資格を得るための卒業要件は合計取得単位を124単位以上とし、食品栄養学専攻では必修科目が77単位、選択必修科目が8単位以上、選択科目が39単位以上、管理栄養士専攻では必修科目は75単位、選択必修科目は8単位以上、選択科目は41単位以上を取得することとなっているおり、これを満たした者に学士(応用生物科学)を授与する。

〈地域環境科学部〉
 森林総合科学科では、森林の持つ多面的な機能の活用と人間生活との調和を図るための理論と応用の学問や技術について教育研究を行うことを目的とし、森林に対する理解を基に、人と自然とが調和する循環型の共生社会の実現に資することができる人材養成を目指している。1,2年次で一般教養的な知識および本学科で必要な知識ならびに研究の基礎となる学科主要専門科目を履修した後、2年次の後期より専門的な知識向上のため「森林環境保全分野・2研究室」「森林資源利用分野・2研究室」「森林資源生産分野・2研究室」「森林文化分野・2研究室」の4つの分野から1研究室を選択し、その分野に関わる実験実習ならびに卒業論文の作成を通して、専門的な知識を持つよう教育を行っている。卒業要件は合計取得単位を124単位以上とし、必修科目が60単位、選択必修科目が12単位以上、選択科目が52単位以上を取得することとなっており、これを満たした者に学士(地域環境科学)を授与する。
 生産環境工学科では、農業生産の場において土・水・施設・機械に関する技術を応用し、地域から地球規模までを考慮した環境保全に資する新たな農業生産技術とエコ・テクノロジーの開発を行うとともに、生産性向上・環境・資源・エネルギーに配慮した計画・設計・施工・管理を行える倫理観をもった技術者の養成を目指している。1,2年次で一般教養的な知識および本学科で必要な知識ならびに研究の基礎となる学科主要専門科目を履修した後、3年次からは「生産環境コース」(「地域資源利用分野」「生産環境情報・計画分野」2分野4研究室)と「生産基盤コース」(「環境建設システム工学分野」「生産機械エネルギー分野」2分野4研究室)から1研究室を選択し、専門的な知識を持つよう教育を行っている。卒業要件は合計取得単位を124単位以上とし、必修科目が48単位、選択必修科目が12単位以上、選択科目が64単位以上を取得することとなっており、これを満たした者に学士(地域環境科学)を授与する。なお、特徴的なカリキュラムとして、JABEE(日本技術者教育認定機構)の認定を受けた教育をおこなっている。
 造園科学科では、庭園文化を踏まえ、人間と自然との調和共生社会の実現をめざし、都市から田園、自然地域にわたる国土の環境と景観を保全・活用し創造するために必要となる調査・計画・設計・施工・管理・運営及び材料に関する理論と応用を教授し、豊かな感性とデザイン力、確かな倫理観を持つ造園家、造園技術者の養成を目指している。造園のための植物系材料の知識を深める造園体験演習、花・緑演習(1年次)、造園計画の構想からプレゼンテーションまでを学ぶ造園総合演習、造園植栽演習(2〜3年次)、植物が生育する土壌と環境要因について学ぶ専門特化演習(4年次)というように段階的に履修した後、「環境計画・設計分野(6研究室)」「ランドスケープ資源・植物分野(4研究室)」「景観設計・技術分野(2研究室)」の3分野を設置し、より専門的な知識を持つよう教育を行っている。卒業要件は合計取得単位を124単位以上とし、必修科目が75単位、選択必修科目が20単位以上、選択科目が29単位以上を取得することとなっており、これを満たした者に学士(地域環境科学)を授与する。。なお、特徴的なカリキュラムとしては、JABEE(日本技術者教育認定機構)の認定を受け、卒業と同時に技術士補が全員取得できる教育をおこなっている。

〈国際食料情報学部〉
 国際農業開発学科の教育目標は、「国際的な視野で農業開発を実践する人材の育成」である。この目標の実現に向けて、自然科学(理系)・社会科学(文系)両分野の専門科目を学ぶとともに、海外での業務と生活を円滑に遂行するのに必要な「語学」の修得を重視し、さらに「国内外における農業実習の機会を提供し、経験を積むことを奨励している。このような教育目標と教育方法にもとづいて、学科案内には、本学科で開講される必修・選択・選択必修の各科目の担当教員および単位数が記載され、卒業要件単位数が明記されている。1年次から国際農業開発学総論、熱帯農業総論といった専門基礎の科目と必修の専門科目を学習する。そして全員が段階的に実習科目を履修できる。1年次は農業総合実習、2年次は農業専門実習、3年次は農業開発実習とより実践的な技術を習得し、2年次からは作物・果樹・野菜・花卉・畜産の各専攻から1部門を選択する専門実習を実施。また専門性と研究技術を高める研究室活動には1年次から参加することも可能となっている。「熱帯生物生産分野」「熱帯農業環境分野」「農業開発経済分野」「農業協力普及分野」の4分野7研究室を設置し、専門的な知識を持つよう教育を行っている。卒業要件は合計取得単位を124単位以上とし、必修科目が65単位、選択必修科目が12単位以上、選択科目が47単位以上を取得することとなっており、これを満たした者に学士(国際食料情報学)を授与する。
 食料環境経済学科では、社会科学、とりわけ経済学の手法を用い、『農業』『食料』および『環境』を取り巻く課題について、地域的・国民的視点、さらには国際的視点から教育研究を行っている。また、国内の農業現地研修や海外視察研修などの実学的な教育を通じて、農業・食料環境をめぐる分野で活躍する人材を養成するという教育目標を掲げて教育にあたっている。また、「食べ物の生産・販売・消費をめぐる広範な食料経済の領域において活躍する意欲や食料経済に関する環境問題の解決に関心を持ち、学んだ成果を普及・実践する人材を求める」というアドミッションポリシーを掲げている。卒業要件として124単位の取得が前提であるが、本学科の特徴は、2年次から「食料経済」「環境経済」「都市・農村経済」「国際農業貿易」の4コースに分けて、コース別の必修専門科目を配置していることが挙げられる。このコース必修科目を履修することで、卒業後のキャリアをめざした専門的な教育が受けられる形となっている。卒業要件は合計取得単位を124単位以上とし、必修科目が57単位、選択必修科目が12単位以上、選択科目が55単位以上を取得することとなっており、これを満たした者に学士(国際食料情報学)を授与する。
 国際バイオビジネス学科では、バイオビジネスを「人類が生存するために最も重要な食料の生産、加工、流通、販売およびそれらに関連するビジネス」と定義したうえで、地球規模で発生している複雑な食料問題や地球環境問題に対処するために、強い使命感と明確な倫理観、実用性が高い高度な知識と技術を修得させ、特に食料の生産・加工・流通・販売及びその関連産業、情報処理システムの設計・開発、自然環境の評価・保全、地域資源の持続的活用、保全などの分野で、国際的な能力を備えたバイオビジネスの経営者、管理者並びに専門家として活躍できる人材の育成を教育目標としている。教育目標の実現を図り、その実効性を高めるため、バイオビジネス経営分野、バイオビジネス情報分野、バイオビジネス環境分野の3分野を設け、高度な専門科目を体系的に編成した教育課程を設けている。カリキュラム上において、バイオビジネスに必要な科目を配当するとともに、実習や演習科目を必修として全学生に履修させ、さらに卒業年次には卒業論文を必修として課している。本学科では、修得すべき学習成果を明示するために、いわゆる履修モデルを設け、教育目標、学位授与方針の浸透を図っている。具体的には、(1)ファームマネジメント、(2)フードビジネス、(3)情報ビジネス、(4)環境ビジネス、(5)国際アグリビジネス、(6)公務員・公共サービス、(7)教員、(8)大学院進学に大別し、目的に合わせた履修モデルを明示をしている。卒業要件は合計取得単位を124単位以上とし、必修科目が54単位、選択必修科目が12単位以上、選択科目が58単位以上を取得することとなっており、これを満たした者に学士(国際食料情報学)を授与する。

〈生物産業学部〉
 2010年度からの新カリキュラムでは、1〜2年次には全学共通授業科目、学部共通授業科目として総合教育科目を置き基礎学力の強化を図っている。3〜4年次には専門科目が多く配置される体系で構成されている。卒業には124単位を取得することが要件となっている。科目の教育目標はシラバスに明示されており、履修に当たっては、単位取得や評価法が指導され、学科毎に履修モデルが設定されている。3年次に分野専攻を実施し、分野別専門科目を修得すると共に、希望する研究室に入り、卒業論文に向けての基礎トレーニングを受ける。4年次にはさらに専門性の高い特別実験・実習を履修し、卒業論文作成の課題に取り組む。卒業論文は教育効果が高いため学生主体でテーマ考えて実行し、8単位が配当されており卒業の必須条件としている。以上の様に、下記アドミッションポリシーを背景とした教育目標に基づいたカリキュラムを編成し、単位認定基準に従って取得した単位数によって卒業者が決定されて学士の学位が授与される。
 アドミッションポリシーは、生物生産学科では、多様な陸圏領域の教育・研究が実践できるように配置した植物系、動物系、資源・環境系の分野において、新しい生物資源の開発や多様な環境に配慮した生物生産力の拡大、生物資源機能の新しい応用等に係る理論と技術を教育研究し、国際的な視点で地域産業の発展に貢献できる人材を養成する。
 アクアバイオ学科では、豊かな生態系と高い生産性に恵まれたオホーツク海を主たる場として、資源の生物的知見と、それを育む水圏の環境及び生態系にかかわる知見とを総合的に理解させることを教育研究の目標とし、水圏環境の保全、水圏資源の増養殖、解析、管理、未利用資源の開発、漁獲物の利用加工や流通等に資する人材を養成する。
 食品香粧学科では、フードサイエンスコースとコスメテイックサイエンスコースからなり、前者ではオホーク地域の農水畜産資源を活用した食品の製造・加工法、食の安全・安心や部生物に関して、後者では機能性食品や化粧品の資源、機能及び生物化学的研究に関して、基礎から応用まで総合的な研究・教育を行い、産業界で即戦力として対応できる人材を養成する。
 産業経営学科では、地域社会の再生・環境問題・食料問題・資源エネルギー問題など現代社会が直面している重要課題に対して、オホーツクのフィールドを活用して社会科学的視点から総合的にアプローチし、持続的な環境共生型社会を担う21世紀型の社会リーダーを養成する。

〈農学研究科〉
 博士前期課程及び修士課程の教育目標と学位授与方針は,東京農業大学大学院学則に次のように明確に定められている。
 「博士前期課程及び修士課程は,広い視野に立って精深な学識を授け,専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養うものとする(第2条4項)」。課程修了の要件については,2年以上の在学,所定の授業科目について30単位以上を修得し,かつ必要な研究指導を受けた上,当該研究科の行う修士論文の審査及び最終試験(学位論文を中心として,これに関連する科目及び1カ国の外国語について実施)に合格することを条件としている。
 博士後期課程の教育目標と学位授与方針は,東京農業大学大学院学則に次のように明確に定められている。「博士後期課程は,専攻分野について,研究者として自立して研究活動を行い,又はその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする(第2条5項)」。博士後期課程の要件は,大学院に5年以上在学し(後期課程のみは3年),30単位以上を修得し,かつ必要な研究指導を受けた上,当該研究科の行う博士論文の審査及び最終試験(学位論文を中心として,これに関連する科目及び1カ国の外国語について実施)に合格することを条件としている。

〈生物産業学研究科〉
 本研究科の各専攻の教育目標は、「大学院学則」、「学修の手引き」、ホームページ上で公開されている。博士前期課程(修士課程)の学位授与方針は、博士前期課程に2年以上在学し、所定の授業科目について30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、当該研究科の行う修士論文の審査および最終試験に合格することと明示されている。生物生産学専攻、アクアバイオ学専攻および食品科学専攻では、「修士(生物産業学)」、産業経営学専攻では「修士(経営学)」の学位が授与される。
 博士後期課程(博士課程)の入学者は、博士前期課程において広く習得した生物産業学を、4専修分野から1分野を選択し、博士論文の指導を通して研究者として自立できる研究活動を行い、必要な幅広い豊かな学識および技術を学修する。博士号の授与は、本学博士後期課程に3年以上在学し、水準に達した博士論文は指導教授および2名以上の副査による審査を受け、本人口頭発表および最終試験に合格した者に対し、生物産業学研究科委員会の議を経て「博士(生物産業学)」または「博士(経営学)」の学位を認定する。

 

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