問題点としては、全学審議会での方針が、教授会等に対し多大な強制力を持ちかねないという点が挙げられる。また、現在、全学審議会が設置している各種委員会は多数に及んでおり、一部教員が複数の委員会の委員を兼ねるケースが発生し、負担が過重になっているとの指摘もある。従前にも増して学生へのケアが重視されている状況下で、学生指導に支障が生じかねない。今後の課題としては、各委員会について再評価し、有効に機能していない委員会の廃止、委員会の統廃合、委員会組織のスリム化、委員会機能の迅速化等の促進について検討することが必要になってきている。