東京農業大学

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自己点検・評価

序章
自己点検・評価に当たって
第1章  建学の精神・教育
  理念,教育目的・教育目標
第2章  教育の内容
第3章  教育の実施体制
第4章  教育目標の達成
        度と教育の効果
第5章  学生支援
第6章  研究
第7章  社会的活動
第8章  管理運営
第9章  財政
第10章 改革・改善
第11章 将来計画の策定
第三者評価結果 
・地域社会との交流、連携


 教育研究上の成果の市民への還元状況として、

(1) 東京農大カレッジ講座

 東京農大カレッジ講座は、東京農業大学と本学との共同で、平成12年度から実施しているが、前期(4月〜8月)、後期(9月〜3月)の2期に分け開講している。本学及び、東京農業大学の3キャンパス5学部15学科の教員が中心になって、一部卒業生などの外部講師の参加を得て開講している。 

 平成16年度は、前・後期合わせて53講座を開講した。1講座は4回から5回程度を目安とし、有料で実施している。なお、平成15年度実施のカレッジ講座は、前・後期合わせて37講座を開講した。

 本学のユニークな研究活動や成果を公表する場として開講し、演習や実習を積極的に取り入れることで高い評価を得ている。「パンづくり」「味噌・醤油づくり」などの実践・体験講座は人気があり、申し込み開始数日間で定員に達している状況である。

 カレッジ講座は、5学部15学科及び本学4学科の教員が教育研究の成果を一般市民に代表する場として有効である。次はどんな内容の講座が開かれるのだろうか、という受講生(一般市民)の期待感に応えていかなければならない。

 受講生が受講してよかったという感覚を抱いてもらい、次のステップとして口コミなどで友人と一緒にまた受講されるような雰囲気作りを怠ってはならない。

 リカレント講座としては、栄養士・管理栄養士の資格を持つOB・OGを対象とした「栄養士・管理栄養士のためのリカレント講座」も実施した。

 

このほか、地域社会との連携として次のような活動を行っている。

 

・富士宮市をはじめ5都市と食品や環境を目的とした連携協定が結ばれ、各都市の発展のアドバイザー的な役割を担う活動が始まった。

・短大プロジェクト研究の一テーマとして鮫川村の村おこし、全国農大関係清酒蔵元との間で花酵母による香りの良い清酒製造や屋久島の屋久町・上屋久町に対する特産品創生協力などの活動が行われている。

 

なお、平成16年度東京農大カレッジ講座の開設状況は次のとおりである。

 

平成16年度東京農大カレッジ講座の開設状況 47kb)

 

(2) 環境教育支援センターの「総合的学習の時間」への対応支援

 「総合的学習の時間」は平成14年度から小中学校のカリキュラムに取り入れられた。本学の得意とする教育分野である環境教育の意義と理解、環境教育指導方法に関すること、環境教育の実践カリキュラムに関することなどの支援活動を実施している。

申請手順は、
1.小中学校から要望内容を申請シートに記入し、提出

2.事務局で支援担当講師を調整

3.支援担当講師が小中学校と実施内容を調整し、実行している。

 特に世田谷区教育指導課から委託をうけ、区内の小中学校の教諭を対象に「環境教育セミナー」を実施し、参加教諭から高い評価を受けている。平成14年度から2日間の日程で継続して実施されている。参加者は平成14年20名、平成15年22名、平成16年26名である。

 なお、入試センターでは、「出張講義」と称し、大学から高等学校に講師を派遣し、本学の興味深い学問分野を紹介している。高等学校のカリキュラムに取り入れられた「総合的学習の時間」に対応した要請でもあり、その支援事業である。

実施内容は次のとおりである。

 

小中学校の「総合的学習の時間」への支援状況(平成16年度)

小中学校別

支援対応件数

主な内容

小学校

2件70名

リサイクル研究センター、食品加工センター見学、ブナ学習

中学校

2件63名

リサイクル研究センター、食品加工センター見学、樹木観察

その他

2件42名

醸造科学科、食と農の博物館見学

 

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