会議や事務処理、講義以外での学生相談・支援のための時間が増加し、研究時間の確保が極めて難しくなっている。経済的理由から、研究時間を夜間、土曜日、日曜日に持ってくる学生も増えており、現状では教員が本当に研究に集中する時間・期間ともに確保することが難しい。
雑用をいかに少なくするか、学科または学科を越えて共同で減少させる努力が必要である。
研究活動に必要な研修機会確保するための手段としては、数日間の学会への参加は可能であっても、ある程度期間を必要とする実質的な研修への参加はほとんど確保できない。海外留学制度はあるが、本学においては期間の確保や年齢制限のため利用は少ない。
教員が研修等に1日でも時間をやりくりして参加することはスキルアップに繋がり、評価できる。しかし、会議や事務処理、講義以外での学生相談・支援のための時間が増加し、研究時間の確保が極めて難しくなっている現在、学部教員に比べ研究時間の確保もままならず不可能に近い。
教員の意識を高め、自ら参加する機会の確保に努める。それと平行し、教員の事務処理時間の軽減のための事務機構の整備、学科内、学科を越えた共同作業の検討をする。