1 一般入試
(1)制度の内容
・T期試験を2月に、U期試験を3月に実施する。
・願書受付は1月6日から30日までとする。試験日は2月7日で合格発表は併設大学およびセンター試験利用入試と同一日の2月21日に実施する。
U期試験の願書受付は、T期合否確認後でも出願可能なように2月14日から2月24日までとする。合格発表が3月10日で、センターU期と同一日としている。
・T期試験においては、これまでA日程(地方試験)とB日程(世田谷キャンパス)の2日間実施していたが、今後は地方と世田谷キャンパス試験を1日で同時実施とする。U期は従来どおり1日を世田谷キャンパスで実施する。
・T期、U期とも同一日の4学科間の併願を認める。
・併設の大学とは別の試験日程となっており、併設の大学との併願を可能にしている。
・入試科目は2科目で、幅広い科目の選択を可能にして受験しやすくしている。
・入試問題はマークシート方式としている。
(2)問題点
・試験科目の軽減(2科目)により英語の学力に格差が生じている。
・併設の大学との併願が多いため、本学への入学手続き者の割合が少ない。
2 センター試験利用入試
(1)制度の内容
・T期募集を2月に、U期募集を3月に実施する。
・願書受付は、1月6日から20日の、センター試験実施日の前日までとする。合格発表は一般入試T期および併設大学と同一日に実施する。
U期試験の願書受付は、2月14日から2月24日までとする。合格発表は3月10日で、一般入試U期と同一日としている。
・T期、U期とも追加の独自試験は実施しない。
・入試科目は2科目で、幅広い科目選択として受験しやすくしている。
3 推薦入試(公募制推薦入試)
(1)制度の内容
・作文と面接による試験内容で実施している。学力評定値の基準を設け、各学科の推薦要件を満たす受験生から選抜する。
・調査書の評点以外に、学科で学ぶためのモチベーションの高さや将来に対する明確な態度などを総合的に評価して選抜する。
・願書受付は併設の大学の推薦入試(公募制推薦入試)の合否決定後に出願が可能なように、11月28日から12月9日とし、試験日を併設大学とは1ヶ月遅れの12月18日とする。
(2)問題点
・一度だけの作文・面接では、各学科の推薦要件を満たす人物の選考が困難である。
4 指定校推薦入試
(1)制度の内容
・これまで本学への志願者、入学実績のある高校を指定校として実施する。
・受験資格として、学力評定値の基準、各学科の推薦要件を満たす受験生から、作文と面接による試験で合否を判定する。
・願書受付、試験、合格発表は、推薦入試(公募制推薦入試)と同一日に実施する。
(2)問題点
・指定校からの志願者数の予想が困難である。
5 併設高校優先入試
(1)制度の内容
・併設高校の校内で選抜された者。
・選抜された者に優先的に入学を認める。
・願書受付は11月10日から15日まで、試験日は12月4日、合格発表は12月8日とする。
(2)問題点
・4年制大学への希望が多く、本学部への出願が少ない。
6 外国人・帰国子女入試
(1)制度の内容
・外国籍の者、海外在住の帰国子女に門戸を開放する試験である。
・日本語試験および面接で選抜する。
・願書受付は11月10日から15日まで、試験日は12月4日、合格発表は12月8日とする。
(2)問題点
・本学は独自の試験を実施している。留学生試験を希望する外国人留学生が多くなっている。また、専門科目の試験の実施を求める声もある。
7 毎日記録賞受賞者優先入試
(1)制度の内容
・毎日新聞社が主催する毎日記録賞の高校生部門で優秀賞および優良賞を受賞した高校生で、本学への入学を希望する者を優先的に選抜する。
・願書受付、試験日、合格発表日は、推薦入試と同一日に実施する。
(2)問題点
・実力が伴っていない場合もある。
8 校友推薦入試校友会支部長推薦
(1)制度の内容
・本学の教育方針に強く共鳴し、本学の伝統と校風を継承し、広く世界に貢献し、または地域社会のリーダーとして全国各地で活躍が期待できる人材を選抜する。
・本学校友により都道府県単位に組織されている校友会支部の支部長(推薦委員会)が推薦する。
・願書受付、試験日、合格発表日は、推薦入試と同一日に実施する。
(2)問題点
・各支部長からの推薦であるが、入学者の基礎学力に差が見られる。
9 校友子弟推薦
(1)制度の内容
・地域または産業社会で実践的に活躍する本学校友の子弟で、本学を敬愛し、本学の建学精神に則り、将来、国際的かつ社会的に貢献が期待できる者を選抜する。
・願書受付、試験日、合格発表日は、推薦入試と同一日に実施する。