東京農業大学

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自己点検・評価

序章
自己点検・評価に当たって
第1章  建学の精神・教育
  理念,教育目的・教育目標
第2章  教育の内容
第3章  教育の実施体制
第4章  教育目標の達成
        度と教育の効果
第5章  学生支援
第6章  研究
第7章  社会的活動
第8章  管理運営
第9章  財政
第10章 改革・改善
第11章 将来計画の策定
第三者評価結果 
・特記事項について


【生物生産技術学科】

 専門講義科目以外に1年次における「生物生産基礎実習」(通年)、「生物生産基礎実験」(後期)および「生物産業マイスターセミナー」の配当により専門性の高い知識を持たせ、かつ職業意識を高めさせた後、「生物産業インターンシップ」として、生物産業現場での10日間の実習と、そのレポート提出を課している。インターンシップ受け入れ先から、個々の学生の実習に対する評価をしてもらっているが、概ね即戦力としての高い評価を得ている。しかし、2年間という短い期間では、技術者としての到達度は低くならざるを得ず、論理性や思考性を養うには不十分である。

 FDに関しては、常に学科会議等の機会を利用して教員相互で話し合いを持っており、種々の問題に学科として対応している。当学科では種々の小委員会を組織しており、特にカリキュラム委員会では学生による授業評価の他に、各学期末には学科の実験・実習・演習科目を含むカリキュラム全般についてのアンケートを実施し、問題点を分析して定期的に報告を行なっている。また現在学科所属の教員がFD委員であり、当大学におけるFDの実情をより知ることのできる環境にある。

学生の学修の活性化と教員の教育指導方法の改善を促進するための措置としては、入学後早期に行なうオリエンテーションおよび「フレッシュマンセミナー」の機会を利用し、学生に学科の特徴を理解させ、2年間の学生生活を有意義に送るための目的意識を持たせるようにしている。

 講義科目における教員相互の授業参観等の活動は行なっていないが、実験・実習・演習科目においては複数の教員で担当し、授業の効率的運営と学生の理解を深める事に配慮している。また講義と実験・実習・演習をリンクさせ、可能な限り現物に触れさせることにより、机上での知識に留まらず、確かな理解を自己のものとさせるよう配慮している。また、学科のカリキュラム委員会において、学生の希望に配慮したカリキュラムの検討に加え、学生指導方法の改善を図っている。

 

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