東京農業大学

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自己点検・評価

序章
自己点検・評価に当たって
第1章  建学の精神・教育
  理念,教育目的・教育目標
第2章  教育の内容
第3章  教育の実施体制
第4章  教育目標の達成
        度と教育の効果
第5章  学生支援
第6章  研究
第7章  社会的活動
第8章  管理運営
第9章  財政
第10章 改革・改善
第11章 将来計画の策定
第三者評価結果 
・退学、休学、留年等の傾向と指導の現状について


【栄養学科】

 本学科の過去3ヶ年の退学、休学、留年者は以下の表のとおりである。

平成17年度5月1日現在

 

16年度入学

15年度入学

14年度入学

備考

入学者数

169名

169名

168名

各年5/1現在

  うち退学者数

6名

10名

10名

除籍含む

うち休学者数

2名

3名

1名

 

   休学者の内の復学者数

1名

0名

1名

 

  留年者数

2名

2名

6名

 

  卒業生数

156名

158名

 

 

(1)退学理由・傾向、休学者及び留年者への指導の現状

 ここ数年、入学後一年以内で退学する学生が数名ずついる。その理由は一般入試入学者の場合、4年制の他大学への再受験、栄養士資格取得について深く考えていなかったための進路転換、推薦入試入学者では、授業についていけないといったものが多い。授業料が払えないためという理由はほとんどない。退学・休学を申し出た学生についてクラス担任と主事、学科長が面接して理由を聞き、可能な限り慰留している。退学・休学の場合は保護者に連絡し同意があることを確認している。休学を希望する学生には、メンタル面での弱さから登校できなくなるいわゆる登校拒否症的な学生も出てきているが、大学としてメンタルケアを十分行える体制にない。休学者・留年者についてはクラス担任あるいは卒業論文の指導教員がきめ細かに指導しているが、最近では連絡が取れなくなってしまう学生もいる。

 

(2)今後の対応策

 保護者あるいは高校での進路指導によりとりあえず短期大学へ進学した結果、4年制大学への再受験、学力が伴わない、あるいは進路変更等の退学者が増えている。また、メンタル面で弱い学生が休学、不登校になるなど学生気質の変化が大きい。また、留年に関しても同様で試験に落第しても「教員が何とかしてくれるだろう」という甘えによる成績不良者、あるいは出席日数不足によるものが目立つようになった。入学時からの学習意欲高揚のための指導、あるいはメンタル面でのケアの方法を学科全体で取り組まなければならないが、4年制大学志向による退学者については現状では対策を立てることが困難である。

 

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