東京農業大学

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自己点検・評価

序章
自己点検・評価に当たって
第1章  建学の精神・教育
  理念,教育目的・教育目標
第2章  教育の内容
第3章  教育の実施体制
第4章  教育目標の達成
        度と教育の効果
第5章  学生支援
第6章  研究
第7章  社会的活動
第8章  管理運営
第9章  財政
第10章 改革・改善
第11章 将来計画の策定
第三者評価結果 
・授業に対する学生の満足度について


 本学では平成12年度から全開講科目において「学生による授業評価」を実施している。実施方法は全学共通のマークシートカードを各授業担当者が活用して行う方式になっている。実施結果はレーダーチャート形式でグラフ化し、熱意・計画性・自己評価等の6つの軸に分けて表示しているため、自分のウィークポイントを授業担当者が把握し、授業改善に役立てることにしている。平成15年度に評価項目の見直しを行い現在に至っている。この実施状況については、全学FD委員会で集計・分析し、必要に応じて学科長会・学部長会に報告している。授業担当者別の実施状況は平成14年度63%、平成15年度71%、平成16年度77%と年々向上している。なお、学生による授業評価の実施の有無は、自己教育評価の評価項目として取り入れられている。学生による授業評価は全開講科目で実施することになっているが、まだ達成されていない。学生からは「授業評価を実施してほしい先生ほど実施していない」「授業評価の結果が開示されておらず授業評価を行う意味が感じられない」などの声があり、早急に対応する必要がある。また各授業において中間・最終の2回授業評価を行うとなると膨大なマークシートカードを必要とすることになる。これに対応する処理体制も再整備が必要になる。

 また、平成17年度中に現在のマークシート方式での実施をWebでの実施に改める予定である(平成16年度後学期にFD委員の授業で試行)。これにより授業担当者がマークシートを授業で配り、教員室で読み込み作業を行う必要がなくなり集計も自動化される。事実上全科目で実施することになる。また、集計結果は各授業担当者に対しては、Webシラバスを通じて随時閲覧可能(ダウンロードして自己分析も可能)とし、学生に対しては学期末に開示する。将来的には学外にも開示する方向で検討を進めている。

 「学生による授業評価」は、ほぼ全教員が全開講科目で実施するよう勤めており、学生の意向は確認しているがカードリーダーでの集計作業を失念しているなどでまだ100%には達していない。実施した教員は各自、学生の評価を次回、次期の授業にシラバスや授業方法の改善として活かしている。しかし、学生の意識の多様化の進行が激しく一部対応し切れていない。今後はWeb上での授業評価が実施されるので、評価を随時学生に要望することで活用が活発化すると思われる。

 

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