・教養教育、専門教育、授業形態のバランス、必修・選択のバランス、専任教員の配置状況等
本学科の専門分野は、生物学および化学を基礎としたその基礎知識が備わっているか否かは教育の目標を達成する要因となっている。しかし、高等学校までの教育カリキュラムの変更に伴い、近年当該科目の学力低下が顕著になってきている。そのため、本学科では、基礎教育科目として基礎生物学および基礎化学を開講し、基礎学力の向上を図っている。 「大学で学ぶ意義」、「大学生としての意識高揚や倫理」や「大学生としての常識」を学ぶため「フレッシュマンセミナー」を開講し、1年生の早い段階から人間形成を図っている。さらに、キャンパス見学会や収穫祭でのプレゼンテーションの準備を通じ、醸造学について理解を深めさせている。 英語については本学に英語委員会を設け、常に英語教育の充実を図っている。本学科独自の取組みとしては、1年生において英会話クラスを設けている。 1年後期の「食品化学実験」では、基礎的な化学実験の手法を体得させるために、1学年を2クラスに分け、複数教員による細かな指導体制の下で実施している。 また本学科の目的にあった醸造分野関連の教育を達成するため、実際の醸造を体験する実験実習科目として、味噌・醤油の製造・管理技術を学ぶ「調味食品学実験」清酒の製造・管理技術を学ぶ「酒類学実験」醸造物をはじめ食品の官能検査方法を学ぶ「官能検査演習」さらには醸造・食品工場での実地体験を行う「醸造特別実習(一)」「醸造特別実習(二)」を開講している。
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