・教育目的・教育目標
本学科は、清酒・味噌・醤油など日本の伝統的醸造物の製造および発酵に関する専門的知識や技術、さらには食品加工、環境保全からバイオテクノロジーについても学ぶことにより、幅広い視野を持って醸造業界ならびに食品業界で活躍できる技術者を養成することを目的としている。 しかし、実際には短期大学卒の技術者の受け皿は少なく、研究、技術職には平成12年56.4%、平成13年55.9%、平成14年52.8%であったものが、平成15年17.9%、平成16年14.1%激減してきている。その一方で、多くの学生が、短期大学2年間で向学心を増し、4年制大学への進学志向が高まり、編入学者は、平成9年28.6%、平成10年43.0%、平成11年54.1%、平成12年56.6%、平成13年51.9%、平成14年61.9%、平成15年61.1%、平成16年56.6%と平成11年以降50%以上に増えている。したがって、近年は、4年制大学に編入することも目的となってきている。 さらに2年間での短期教育では満足していない学生が半数以上を占めることより、教育の高度化を図るために、4年制の大学への移行も視野に入れ学科改組についても検討中である。
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