東京農業大学

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自己点検・評価

序章
自己点検・評価に当たって
第1章  建学の精神・教育
  理念,教育目的・教育目標
第2章  教育の内容
第3章  教育の実施体制
第4章  教育目標の達成
        度と教育の効果
第5章  学生支援
第6章  研究
第7章  社会的活動
第8章  管理運営
第9章  財政
第10章 改革・改善
第11章 将来計画の策定
第三者評価結果 
・教育目的・教育目標

 本学は、生物生産技術学科、環境緑地学科、醸造学科、栄養学科の4学科からなり、それぞれの学科は学科名変更や分離独立を経て、最も長いもので50余年の歴史を重ねている。そこには114年の歴史を持つ東京農業大学4年制学部と同じ、建学の精神や教育理念があるが、これを基盤に、本学のそれぞれの学科は教育目的とより具体的な教育目標を掲げ一体として教育を進めている。本学の教育目的と目標は、本学のアドミッションポリシーに端的に表現されており、その内容は次の通りである。

 『高等教育のファーストステージと実践の2年間教育』をモットーに、生活に立脚した、生産、環境、食品、健康の科学にアプローチし、即戦力として活躍できる人材育成を狙いとしている。また、この2年間のファーストステージを経て、さらに学問を追求したい学生に対し教育研究継続の支援をすることも本学に課された使命だと認識している。

 教育システムは、世田谷キャンパスにおいての4年制大学との施設・設備の共用、履修システムの乗り入れ、キャンパスライフの融合、豊かな研究室交流を実現することで、他の短期大学と比較して格段と研究色が強く、充実しているのが特色である。カリキュラムは、実験・実習・演習主体で、2年間での完結教育と、それをベースとした高度教育への展開を兼ね備えた内容である。

 

本学は、東京農業大学と共通した次の4点の目標を掲げ一体として教育を進めている。

(1)「食料」、「環境」、「健康」、「資源・エネルギー」の視界360度の東京農業大学

(2)グローバリゼーションにおける「実務型国際貢献力」最上の東京農業大学

(3)東京農業大学は、企業内教育終焉時代の「実学主義キャリアパス大学」

(4)114年の東京農業大学は、「地域や産業界とのつながり抜群大学」

そして、各々の学科については、以下のような教育目標を掲げている。

 

【生物生産技術学科】

 農業の本質をふまえ、総合的かつ有機的な動植物の生産と地球環境の保全にも配慮した生物生産体系の確立をめざして、従来からの生物生産技術に加え、生物の特性や機能をさらに活かす教育・研究を行っている。本学科の実学教育により農業や関連産業分野で活躍できる人材を育成する。

 

【環境緑地学科】

  人と生物とが共存できる緑豊かな生活環境の創造をめざして、東京農業大学の建学精神である「実学主義」に基づき、少人数制による実習・演習の強化、現場を重視した研究室ゼミの活動、緑化企業実習による最新技術の習得、キャリアデザインを磨く資格取得の支援教育、卒業研究による課題発見・問題解決能力の習得等の教育研究を行っている。これらの実学教育を通じて、人格の陶冶、基礎理論に裏打ちされた思考から現場での問題を解決できる応用能力を身に付け、環境緑化および造園業の自営者や後継者、緑化・花卉関連産業の第一線で活躍する有為な人材を育成する。

 

【醸造学科】

  東京農業大学の建学精神である「実学主義」を教育・研究の基本理念とし、醸造学およびそれらに関係する種々の学術分野の理論および技術を教授し、実学の理解と展開を図っている。これらの教育研究を通じて、醸造業の後継者並びにそれらに関連する諸産業の発展に寄与し得る豊かな人間性を有する有能な人材を育成する。

 

【栄養学科】

  東京農業大学の建学精神である「実学」「自治」を根幹とし、「心身ともに健康で豊かな生涯を」の実現に食生活の改善を通して健康づくりに貢献する食の専門家としての栄養士の養成を目的としている。また食品の生産から加工・流通・消費および栄養までの幅広い知識を得ることにより、日常生活において食に関する賢い消費者の育成をする。

 

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