東京農業大学

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自己点検・評価

序章
自己点検・評価に当たって
第1章  建学の精神・教育
  理念,教育目的・教育目標
第2章  教育の内容
第3章  教育の実施体制
第4章  教育目標の達成
        度と教育の効果
第5章  学生支援
第6章  研究
第7章  社会的活動
第8章  管理運営
第9章  財政
第10章 改革・改善
第11章 将来計画の策定
第三者評価結果 
・建学の精神・教育理念

 本学は、「食料」、「環境」、「健康」、「資源・エネルギー」の全てにわたり、基礎科学から応用科学、さらには具体的な技術技能にいたる広範な分野の教育と研究、そして実社会における人材養成を果たすべく東京農業大学と一体となって取り組んでいる。教育の理念として掲げている「実学主義」は、社会の現実を直視した実証研究を基盤にもち、諸改革を提案できる実用的で実際的な学問のあり方を意味しており、短期大学部においてもこのことを特に強調している。そうした精神を掲げることで、「真の学び」と「真の生き方」を探求する若人の育成を本学の教育理念に組み込んでいる。

 さて、本学の母体である東京農業大学は、明治24年の創立以来、114年間にわたり農学系総合大学へと拡大発展し、13万人余の卒業生を社会に送り出してきた。その東京農業大学に昭和25年に誕生したのが、本学で、卒業生は2万人余である。このように本学は、東京農業大学との一体性が強く、従って、本学も、その建学の精神は、東京農業大学の創設者である榎本武揚(1836〜1908)の教えによる「質実剛健」、「独立不覊」、「自彊不息」さらに東京農業大学初代学長・横井時敬(1860〜1927)が示した「人物を畑に還す」、「稲のことは稲に聞け」、「農学栄えて農業亡ぶ」などを踏襲してきている。これらの言葉が意味することは、「世界の各地で必要となる食料、環境、健康、資源・エネルギー問題の解決に精通した人材を養成する使命をもつが、この際、机上の空論を避け、実際の場面で対応できる知識とスキルを習得した学究を授け、いかなる苦境にも屈しない人格の形成を目指すこと」である。

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