|
|

【財政公開】
【現状の説明】
私立学校法第47条第2項に基づき、学校法人東京農業大学財務情報公開に関する規程を制定(2005年4月1日施行)し、財務情報の公開を行っている。またインターネットによる公開も併せて実施している。
【点検・評価】
学校法人が公共性の高い法人としての説明責任を果たし、関係者の理解と協力を得られるようにすることを目的として私立学校法で財務情報公開が制度化されている。
本学は関係者に対し、次のような財務情報の公開を実施している。
- 在学生に対しては、学生への広報誌「NODAI CAMPUS」に資金収支計算書、消費収支計算書及び貸借対照表を大科目で公開している。
- 教職員等に対し発行する「職員公報」では、当初予算書、補正予算書、事業計画書、決算書、監事による監査報告書及び事業報告書を掲載している。
予算では、予算の概要説明及び資金収支予算、消費収支予算を大科目・小科目で掲載している。概要説明では予算編成の基本方針、事業計画を含め、科目ごとの説明などを評議員会等資料としたものと同様の内容で掲載している。
決算では、決算の概要及び資金収支計算書、消費収支計算書、貸借対照表を会計基準で定められた様式どおりの掲載をしている。概要説明で決算内容や経年比較等を把握しやすいような工夫を盛り込み、評議員会等資料としたものと同様の内容で掲載している。
-
学校法人に対する債権者、抵当権者等金融機関等から借入金がある場合、要請があれば資金収支計算書、消費収支計算書、貸借対照表、財産目録及び事業報告書を一式交付している。
-
その他
ア 社会全般に対する情報公開として、資金収支計算書、消費収支計算書、貸借対照表、財産目録、監事による監査報告書及び事業報告書について、インターネットによる公開を行っている。
イ さらに週刊誌等が特集企画する「私学の財務」等に係るデータ提供の要請、取材 等には、その公開内容に問題がなければ、資料提供に応じている。
ウ 全教職員向けの「学校法人東京農業大学年報」を毎年度作成し配布している。また、この年報は来訪者等にも配布し、本学の実態を周知させている。この年報は前述の「職員公報」と同様の財務状況公開が掲載されている。年報は学校法人の事業報告書的な内容が掲載されているため、この一冊で学校法人のすべての内容を理解することができる。
【将来の改善策】
現在の実施内容で特に問題はないと判断する。

|
|
|
|
|