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【自己点検・評価と改善・改革システムの連結】
【現状の説明】
自己点検・評価の結果を将来の発展に向けた改善・改革に活かすためには、全学審議会・教授会等のいわゆる上位に位置し改革改善の方策を策定する組織と実際に運用する現場との連携が欠かせない。これについては、大学運営会議、学科長会、学科(課程)会議、事務系会議が機能している。
大学運営会議は、併設の東京農業大学と合同で開催され、学長、副学長、短期大学部部長、附置機関役職者および各キャンパス事務最上位者で構成され、毎月開催し主に所管事項の運営に係る連絡・調整を行っている。
学科長会は、学長、副学長、短期大学部部長、学科長および事務系所管役職者をもって構成され、大学からの指示・連絡事項伝達や教授会の議題調整のほか、教育研究の実施に関して運営の円滑を図るために意見交換が行われる場でもあり、毎月開催される。併設の東京農業大学と合同で開催し、必要に応じて本学単独でも開催する。
学科(課程)会議は、ほぼ全学科が毎週開催しており、教授会等決定事項、事務局からの連絡事項等の伝達のほか、教育研究の最前線に携る立場から課題の指摘、意見交換、問題のある学生の認識共有等がなされている。内容によっては、学科内に委員会を設けて検討している事例もある。
事務系会議は、法人部課長会と大学事務連絡会があり、毎月開催されている。業務運営のための連絡・調整が主であるが、業務に関する提案・意見交換も行われている。
自己点検・評価結果についても、その結果および改善方策が上記会議等を通じて大学構成員に周知され、現場で業務に携わる者の意見が上記会議等を通じて上位機関へフィードバックされ、改革改善が進むしくみになっている。
また、学生の意見については、全科目で授業評価を実施し、その結果は各教員に報告され、授業内容・方法等の自己改善に活用される。また、「授業に意見」と表した投書箱を学内数か所に設置しているほか、メールでの意見にも対応しており、改革改善に活用している。
【点検・評価】
上記の各種会議体は定期的に開かれており、概ね有効に機能している。
【将来の改善策】
改革・改善につながる取り組みは多数あるが、連携が悪い場合や、その存在の周知が不足して、検討結果が十分に活用されない場合もある。自己点検評価、改革改善に関係する機関や取り組みを洗い出して整理するとともに、関係組織・機関等を有機的に連携させることにより、より早く、効果的に改革改善に結びつけられるようにする。

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