|
|

【キャンパス・アメニティ】
【現状の説明】
本学のキャンパスは、東京農業大学世田谷キャンパス内に設置されており、校舎等施設は、ほとんど共通使用である。キャンパスは、閑静な住宅街に囲まれ緑の多い環境で、校地は155,896u、校舎は83棟、延べ127,137uである。昭和30〜40年代に建設され建物やインフラ設備の老朽化により、世田谷キャンパスの再整備を計画的に進めている。2006年に桜丘アリーナ(体育館)、2008年に常磐松学生会館、2009年に8号館(短大醸造学科棟)を建設し、2009年に陸上競技場(グラウンド)を全天候型にした。2011年7月に新1号館(講義棟)が完成し、後期授業から使用している。新1号館の延べ面積は約22,000uである。また、図書館、学生サービスセンター等の機能を有する新棟が2013年秋完成を目指し、着工予定である。
学生生活の拠点として、常磐松会館、常磐松学生会館、食堂3カ所(席数計610)と学生が自由に利用できる3キャンパスラボ(PC40台設置)、学生寮4棟(374名収容)がある。17・18号館周辺のテラス・ITスタンド・ラウンジなど学生の憩いの場を設け、新1号館にはラウンジや多目的スペースを整備した。また、常磐松会館道場、アリーナ(体育館)、野球場、陸上競技場、テニスコートなどの課外活動の場をキャンパス内の一地区に集約し、常磐松学生会館内には3キャンパス学生交流の宿泊施設を備えている。第1駐輪場(約3,000台収容)を設置し、自転車・バイクの駐輪スペースを集約した。
キャンパス内の各所には、緑地(高木1,000本・準高木500本・中木5,000本・低木4,000本)を設け、将来的な緑化計画も含めてキャンパスの再整備を行っている。
キャンパス全体の維持・管理は、法人本部環境管理課が担当している。清掃・設備の総合委託と警備業務委託と連携して施設・設備の衛生と安全を確保している。
東日本大震災では、キャンパスの建物への被害は軽微なものであったが、安全性を確保するため、旧耐震基準の既存建物の耐震補強等を早急に実施している。
【点検・評価】
本学では、建物の老朽化による建替やインフラの再整備により、キャンパス環境の改善が進んでいるが、食堂の座席の絶対数や学生の憩いの場などはまだ不足している。第1駐輪場(約3,000台収容)を設置したことによってキャンパス内に分散していた駐輪スペースを一元化したが、駐輪場としての設備整備を必要としている。2011年7月には新1号館(講義棟)が完成し、安心安全で快適な教室が整備された。
【将来の改善策】
キャンパス再整備計画は、昭和30〜40年代に建設された老朽化施設の更新、敷地の有効活用及び本学らしい緑豊かなキャンパスの創生を環境整備の目的として、創立125周年(2016年3月)を念頭に基本構想を策定し整備を進めている。既に2011年7月に新講義棟が竣工し、2011年11月に新図書館棟の建設に着工し、続いて2号館の他、7、10、11、13号館などの研究棟の建替えについて、旧1号館の跡地を利用した建設計画を策定中である。

|
|
|
|
|