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(2)教員の任免、昇任等と身分保障
【教員の募集・任免・資格・昇格に関する基準・手続】
【現状の説明】
教員募集にあたっては、学校法人東京法人農業大学人事規則ならびに人事規則施行規程に準拠して行っている。学科内で人事計画を立案し、短期大学部部長と協議の上、枠取りを人事委員会(教務職員担当の第一専門委員会、併設の東京農業大学と合同)に申請する。人事委員会で枠取り承認後、学科内に教員採用委員会(学部長、学科長、募集該当分野の教員で構成)を設置し、公募、書類審査、面接を行い採否を判断する。資格審査基準に従い、研究業績だけではなく社会活動なども加味し、教員としての適正を判断する。再度、人事委員会で審議後、教授会に付議され、教授会に設置された資格審査委員会で教員資格の適否を審議後、教授会の承認を得る。最後に、学校法人東京農業大学の人事委員会での承認をもって採用となる。
各学科の独自性と社会のニーズに対応した実学教育を実施しているため、学科間での教員の移動は行われていない。一部教養的科目において学内非常勤講師として人事の交流がある。教員間の意見交換は教育支援委員会、短大教職員会や短大部の生活科学研究所のプロジェクト研究において学科を越えたチームの編成、また、個々の教員間の共同研究を通して緊密な意見交換が行われている。教員の資格審査基準は、併設の東京農業大学と同一である。
【点検・評価】
大学の人事諸規程を厳格に遵守しながら教員の募集・任免・昇格の厳正な選考が行われており、とくに問題は生じていない。
【将来の改善策】
2011年度からの教員の採用・昇格については、客観的評価基準として「教育・管理業務、社会活動の判定基準」と「研究業績判定基準」を設け、「新・資格審査マニュアル」として周知した(併設の東京農業大学と同一内容)。これらの判定基準は、それぞれ点数化が可能で、総合的に評価できる。この新評価基準を運用しながら検証し、よりよい基準に改訂していく。

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