【点検・評価 長所と問題点】
「東京農業大学ビジョン委員会」では、全教職員を対象に延べ8回にわたるキャンパスミーティングを開催し、本学が推進する改善・改革の方向性、主旨・目的について情報の共有化を図った。教職員個々にまで伝えることは困難であるが、大学改革推進室が設置されたことで「2004アジェンダの提示」、「全学自己点検・評価の実施」や18歳人口の減少による全入時代の到来など大学を取り巻く環境の変化もあり、教職員全員が大学改革の必要性については理解を示すようになった。以前では改革と名のつくものは教職員から批判される傾向が強く、なかなか進まなかったことを考えると、大きく変わってきたことは評価できる。
SD研究会においても、普段あまり委員会等に関わらなかった職員等も積極的に参加するようになり、自覚教育の成果が伺えた。
「特別プロジェクトチーム」は、近年の情報技術の発達に伴い、教育・研究、学生に関わる各種サービスをIT化することで、学生・教職員相互の効率化、利便性、運用・管理の向上を図っている。しかしながら、プロジェクトチームに選任される教員や職員も日常業務の処理に追われているのが実情であり、その比重も重く、特定の人達に業務負荷がかかっているのが実態である。
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