東京農業大学

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自己点検・評価

序章

自己点検・評価に当たって

第01章 理念・目的・目標
第02章 教育研究組織
第03章 教育内容方法等
第04章 学生の受け入れ
第05章 教員組織
第06章 研究活動環境
第07章 施設・設備等
第08章 図書館
第09章 社会貢献
第10章 学生生活
第11章 管理運営
第12章 財務
第13章 事務組織
第14章 自己点検・評価
第15章 公開・説明責任

終章

  あとがき

第三者評価結果

・アカウンタビリティの履行するシステムの導入状況

【現状】
 学校法人が公共性の高い法人としての説明責任を果たし、関係者の理解と協力を得るために、私立学校法で財務情報公開が制度化されている。本学は、従前から関係者に対しては次のような財務情報の公開を実施してきている。

(1)当該学校法人の設置する学校に在学する学生生徒やその保護者、本学の学生に対しては、学生への広報誌「 NODAI CAMPUS」に資金収支計算書、消費収支計算書、貸借対照表を「大科目」で公開している。

(2)当該学校法人と雇用契約にある者
 学校法人の教職員には毎月発行する「職員公報」に、当初予算書、補正予算書、決算書類をその都度掲載している。

 予算では、予算の概要説明、資金収支予算,消費収支予算を大科目・小科目で掲載している。概要説明では予算編成の基本方針、事業計画を含め、科目ごとの説明などを理事会、評議員会資料として提出したものと同様の内容で掲載している。
 決算書類では、決算の概要、資金収支計算書、消費収支計算書、貸借対照表を会計基準で定められた様式とおりの掲載をしている。
 決算の概要説明では、事業報告書に代わるものとして、内容が把握できるよう配慮した説明を盛り込んでいる。決算に係る資料も理事会、評議員会に提出したものと同様のもので掲載している。

(3)当該学校法人に対する債権者、抵当権者
 金融機関からの借入金がある場合、要請があれば資金収支計算書、消費収支計算書、貸借対照表、財産目録を一式交付している。

(4)その他
 社会一般に対する財務状況の公開については、週刊誌が企画する「私学の財務」等に関するデータの要請には、その公開内容に問題がなければ、資料提供に応じている。
 全教職員向けの「学校法人東京農業大学年報」を毎年作成し配布している。また、この年報は来訪者等にも配布し、本学の実態を周知させている。
 年報は、前述の職員公報と同じ財務状況報告が掲載されている。年報は学校法人の事業報告書的な内容が掲載されているため、この一冊で、学校法人の全ての内容を理解することができる。

 

【点検・評価 長所と問題点】
 財務状況の公開は、これまでにも実施してきたので義務化となったとしても、特段に問題はない。

 

【将来の改善・改革に向けた方策】
 今後の改善としては、財産目録の作成にあたって、基本財産と運用財産に区分したものを作成すること、事業報告書を作成すること、監事による監査報告書を掲載することなどである。
 今後の方策としては、財務書類、事業報告書等の内容を広くインターネットを活用して、情報を積極的に公開する計画を進めている。
 なお、学校法人内部における財務状況の公開の内容、実施方法、対象者等の具体的なルール決めを検討している。

 

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