東京農業大学

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自己点検・評価

序章

自己点検・評価に当たって

第01章 理念・目的・目標
第02章 教育研究組織
第03章 教育内容方法等
第04章 学生の受け入れ
第05章 教員組織
第06章 研究活動環境
第07章 施設・設備等
第08章 図書館
第09章 社会貢献
第10章 学生生活
第11章 管理運営
第12章 財務
第13章 事務組織
第14章 自己点検・評価
第15章 公開・説明責任

終章

  あとがき

第三者評価結果

・学生の課外活動に対して大学として組織的に行っている指導、支援の有効性

【現状】
(1)学生部長・学生生活支援課・学生サービス課
 世田谷、厚木、オホーツクの3キャンパスともに平成16年4月から組織改変が行われた。キャンパス内に点在していた学生サービス部門の事務オフィスを、学生サービスセンターとして一箇所に統合し事務相互の横の連絡を緊密にし、学生に対するサービスをより円滑に行えるよう配慮した。
 各キャンパスの学生部学生課については、学生支援の重要性を認識し、より充実したサービス体制が採れるよう、世田谷キャンパスは「学生サービスセンター学生生活支援課」に、厚木キャンパスは「厚木学生サービスセンター学生サービス課」オホーツクキャンパスは「オホーツク学生サービスセンター学生サービス課」に組織替えが実施された。
 学生部制は廃止されたが、教学との連携の必要性が大であることから、学生生活支援課・学生サービス課のもうひとつの意思決定機関として学生部長は残された。

・学生部長
 3キャンパスにそれぞれ1名の学生部長を置く。
 世田谷キャンパスでは、学生部長を中心に学生生活支援課が課外活動に関する問題点や要望等に対応している。
 厚木キャンパスでは、学生部長を中心に農学部学生委員会(教授・助教授4名、学生サービス課事務職員3名)が課外活動に関する問題点や要望等に対応している。
 オホーツクキャンパスでは、学生部長を中心に学生小委員会(教授・助教授4名、学生サービス課事務職員2名)が課外活動に関する問題点や要望等に対応している。

・学生サービスセンター学生生活支援課
 職員数は、課長1名、担当課長1名、事務職員5名、農友会・学生会館担当事務嘱託1名、同好会担当事務嘱託2名、学生寮担当用務嘱託1名、健康増進センター・学生相談室2名である。

・厚木学生サービスセンター学生サービス課
 平成16年4月から、それまで別個に置いていた教務・学務・学生関係の部署をまとめ、厚木学生サービスセンター学生サービス課とした。職員数は8名で、そのうち学生関係を主に担当している者は事務室に3名、保健室に1名である。

・オホーツク学生サービスセンター学生サービス課
 平成16年4月から、それまで別個に置いていた教務・学務・学生関係の部署をまとめ、オホーツク学生サービスセンター学生サービス課とした。職員数は専任7名(内嘱託1名)で、学生関係を主に担当しているのは事務室に1.5人、医務室に1名である。

・課外教育プログラム
 課外教育プログラムについては、学生生活支援課(世田谷キャンパス)及び学生サービス課(厚木・オホーツクキャンパス)が行っているのは、救急救命士講習会や防火・防災訓練・オートバイ通学者等への安全講習会、課外活動施設の貸し出し等である。
 本学においては、学生の全学組織である農友会が中心となって課外活動プログラムを展開しており、学生生活 支援課と学生サービス課が、その実施に関わる全ての部分で後援している。課外活動プログラムについては、  農友会の項で取り上げる。

 

(2)農友会・同好会・全学応援団
 農友会は、部活動や年間行事など課外活動を中心に、学生一人一人の学生生活を充実させ、ひいては全農大生が有意義な学園生活を送れるよう支援することを目的とした組織である。農友会は独自の規定を持ち、第1章総則第3条に「本会は東京農業大学建学の精神に則り、学生相互の親睦と学生生活全般の充実向上を図り、あわせて大学発展の実を挙げることを目的とする。」とある。
  農友会の最大の特色は、東京農業大学の全学生及び全教職員が会員である、ということである。

農友会組織図(word119KB)

 

 学生会議は、各学科の各学年から2名ずつ選出された級委員で形成され、年間行事・予算・農友会大会等の運営に関する通常の最も大切な決定機関である。総務部役員や収穫祭実行委員等の承認機関でもある。
 農友会大会は全農友会会員で構成される学生総会であり、農友会最高の決定機関である。
 農友会総務部は、農友会文化団体連合会及び体育団体連合会やそこに所属する部、各学科等の団体の活動が円滑に行えるよう予算の執行や補佐的活動を行っている。
 本学の大学祭である「収穫祭」の開催に当たっては、収穫祭実行委員会の要である実行本部の母体として企画・運営の中心となっている。
 正会員の会費10,000円、入会金1,000円、特別会員(本学教職員)の会費である棒給月額の100分の1が農友会の財源である。大学、後援会、校友会からの補助金を合わせた予算は、世田谷、厚木、オホーツク各農友会の独立会計である。
 文化団体連合会常任委員会・体育団体連合会常任委員会は、農友会に所属する部活動が円滑に管理・運営できるように後援活動を中心として、農友会総務部からの分配金の配分、記録の保存、同好会との連絡・協力、他大学の課外活動団体との連絡・協力体制の確立等の事業を行っている。
 ふたつの団体連合会常任委員会は、世田谷キャンパスのみ設置されており、厚木・オホーツクの両キャンパスでは農友会総務部がその役割を兼ねている。
 文化団体連合会・体育団体連合会は、農友会に所属する文化系及び体育系の公認団体の部で組織されている。

 

 公認はされているが、文化団体連合会・体育団体連合会に所属していない団体は同好会として、毎年大学に「団体結成承認願」を提出し承認を受けなければならない。承認を受けようとする団体で、同好会の中に既にある団体と活動内容が重複する場合は原則として承認されない。
 文化団体連合会・体育団体連合会各部は部長、同好会は顧問に本学専任教職員が必ず責任者として就き、ふたつ以上の団体を兼ねることはできない。

部・同好会団体数(平成16年5月1日現在)

農友会
同好会
合計
文化団体
体育団体
文科系団体
体育系団体
世田谷
25
30
49
41
145
厚木
5
2
12
20
39
オホーツク
2
15
12
22
51
合計
32
47
73
83
235
 

 農友会関連の課外活動団体としては、上記の他に収穫祭実行委員会(B農友会総務部の項を参照)と学科ごとに学科統一本部があり、収穫祭や年間の課外活動行事の運営に大きく関わっている。
 学科統一本部は、農友会と連携をとりながら、学科を挙げて各種年間行事に参加するための連絡・運営を行っており、収穫祭を始め年間行事が大いに盛り上がる要因となっている。他大学とは異なるところである。
 収穫祭についても下表の入場者数が示すように、学生主体の課外活動がいかに充実かつ活発に展開されているかを示すものといえる。また、そのことが社会的に認められていることの証でもある。

 

過去4年間の収穫祭入場者数(前夜祭・体育祭を含む)

 

開催

日数

平成12年度 平成13年度 平成14年度 平成15年度 合計

開催

回数

入場

者数

開催

回数

入場

者数

開催

回数

入場

者数

開催

回数

入場

者数

世田谷 5日間 第109回 74,311 第110回 85,820 第111回 84,781 第112回 82,212 327,124
厚木 2日間 第1回 17,554 第2回 25,945 第3回 23,896 第4回 27,701 95,096
オホーツク 3日間 第12回 6,810 第13回 6,430 第14回 6,880 第15回 5,962 26,082
合計     98,675   118,195   115,557   115,875 448,302

 

 本学には、農友会が中心となって以下のような「課外活動プログラム」がある。
a)世田谷キャンパス/新入生歓迎ガイダンス、農友会新入生歓迎映画会、ソフトボール大会、文連・体連フレッシュマンキャンプ、学内スポーツ大会、文連音楽大会、収穫祭、対抗戦東京農業大学VS國學院大學、農友会大会、文連・体連リーダースキャンプ、農友会表彰式


b)厚木キャンパス/新入生歓迎企画、スポーツ大会、農友会厚木支部リーダースキャンプ、収穫祭、定期農友会厚木支部大会・役員交代式、卒業生送別特別企画


c)オホーツクキャンパス/新入生歓迎オリエンテーション、フレッシュマンキャンプ、春季スポーツ大会、収穫祭、冬季スポーツ大会、リーダースキャンプ、農友会オホーツク支部激励会、秋の構内清掃、体験型講習会

 全学応援団は、文字通り全学生一人一人が応援団員であり、3キャンパス横断の全学組織である。箱根駅伝や野球のリーグ戦を始めとして、体育系団体の対外試合の応援のみならず、収穫祭の後援や民間交流の場でも度々目にするのが、「大根おどり」で有名な全学応援団リーダー部と、チア・リーダー部、吹奏楽部で、全学応援団の3部として応援団の要である。全学生の中から応援団クラス委員を選出して、全学応援団の3部と全学生との連携を円滑にしている。役員には、名誉顧問に学長、顧問に教授4名、相談役に教員7名が就いている。収穫祭や年間行事がそのつど盛り上がるもうひとつの要因である。

 全学応援団団費として500円(平成17年度から800円)が、農友会会費とは別に全学生より納入される。

 その他の課外活動団体世田谷キャンパスでは、本学がISO14001を取得したのを契機に、学生のISO団体で通称「ISO(イソ)部屋」が大学の環境管理課の支援を受けて課外活動を展開している。また、収穫祭を中心に活動している「収穫祭環境対策委員会」も本学独自の課外活動団体であるといえる。

 オホーツクキャンパスでは、「オホーツクエコクラブ」が世田谷の2団体と同様の活動を行っている。大学の持つ特色から、環境問題への取り組みに対して全学的に意識が高い。

各課外活動団体に所属している学生数は下記の表のとおりである。

 

平成16年度 課外活動団体(クラブ・同好会・農友会役員等)の部員数・会員数word81KB)

 

(3)施設・設備
・世田谷キャンパス
 農友会各部の部室として「常磐松会館本館」の2階から5階までを使用している。ここには文化団体と体育団体の55部のうち42部と全学応援団の3部、世田谷キャンパスにある全14学科の学科統一本部にそれぞれ部屋が割り当てられている。農友会総務部の部屋と文化団体連合会・体育団体連合会の両常任委員会室及び会議室等の共用施設が6室あり、農友会活動と学科学生の課外活動の中心となっている。1階には、生協の購買、プレイガイド、カフェがある。

 「常磐松会館道場」には、剣道、少林寺拳法、空手、合気道、柔道、フェンシング、卓球、ボクシング、ボディ− ビル・パワーリフティング、レスリング各部の道場・練習場があり、多目的ミーティングルームを3室備えている。相撲、弓道、馬術についても独立した道場・馬場がキャンパス内にある。
 「常磐松会館別館」には同好会が入っており、61団体が個室を、14団体が合同会室を割り当てられている。集会室5室、合宿室6室、音出し可能な練習室兼会室を6室備えている。同好会室の割り当てについては、原則的に年度ごとに変更することになっている。会室のない同好会が15団体ある。
 学生会館にはラウンジ、美術部や書道部等文系団体の作品展示スペース、短期留学生や3キャンパス交流のための宿泊施設を備えている。
 体育館にはトレーニング施設を設置している。
 キャンパス内に他に野球場、陸上トラック(球技場)、テニスコート等を備えている。
 野球部、剣道部、相撲部、ボクシング部、レスリング部の5部に合宿所がある。4棟ある学生寮のうち2棟は、陸上部、柔道部、レスリング部の一部に合宿所として貸与している。
 全学的な施設として「浦和総合運動場」がある。野球場3面、球技場3面、テニスコート・バレーコート25面を備えている。この施設の貸し出しについては環境管理課の担当である。

 

・厚木キャンパス
 厚木学生会館と体育館、トレーニングルームがある。
 学生会館内には農友会総務部を始め7部の部室がある。同好会は個々の会室を有していないが、共用の会室と集会室、一般教室を調整しながら利用している。また、短期留学生や3キャンパス交流のための宿泊施設として、研修センターがある。

・オホーツクキャンパス
 オホーツク学生会館、体育館、野球場、グラウンド、テニスコート3面を備え、3キャンパスで唯一自動車通学が認められているため、学生用に700台分の駐車場を有する。
 農友会総務部を始め17部の部室とトレーニングジムが学生会館内にある。同好会は主に学生会館ホール、教室を利用しており個々の会室を有していないが、同好会専用のロッカールームを設け会ごとに専用ロッカーを設置している。
 学生会館は、短期留学生や3キャンパス交流のための宿泊施設としても利用している。

 

【点検・評価 長所と問題点】
(1)学生部長・学生生活支援課・学生サービス課
 世田谷キャンパスは、学生サービスセンターとして教務・学務・学生・国際教育・教職・入試等の事務が場所的に一体となり、学生に対して異なった内容の横断的なサービスが可能となった。部署ごとの異なった目で日常的にお互いをチェックできることから、学生サービス業務にとっては襟を正す機会を得るという長所を持ったといえる。


 厚木及びオホーツクキャンパスにおいて、教務・学務・学生・国際交流・教職等の機能を学生サービス課に統合したため、多方面にわたる異なった内容について網羅的にコンパクトなサービスが可能になった。反面、それぞれが「課」から「担当」へ縮小し、担当も専従ではなく兼担が多くなり、サービス業務としては機能的でない面が出てきている。

 本学は、農友会を中心とした課外活動が盛んで、学生生活支援課及び学生サービス課は支援・後援にまわり、主催する課外教育プログラムは手薄の感が否めない。救急救命士講習会や防火・防災訓練・オートバイ通学者等への安全講習会程度である。留学生が関わる課外教育プログラムは国際教育支援課が担当している。

 

(2)農友会・同好会・全学応援団
 クラブやサークル等の課外活動へ参加する学生や、クラブやサークルそのものが減少している大学があるともいわれ、大学祭も下火になり、学生の大学への帰属意識が低下していることを嘆く大学があるなか、本学は今まで見てきたように活発な課外活動が展開されているように見受けられる。
 本学には自治会や学生会のような団体はないが、農友会や学科統一本部等、課外活動の中心となる団体に所属する学生と一般学生との連係・調整が、他大学に比すれば円滑に作動しているようである。
 課外活動にまったく関わらない学生や、課外活動の指導・支援に関わらない教職員も少なからずいると思われるが、文化学術展・体育祭のある「収穫祭」を始め年間の課外活動プログラムに教職員も積極的に関わって行く風潮は本学の特色といえる。
 学科内にOBも交えた学友会的な組織(例えば、畜産学科は畜友会、醸造科学科は醸友会等)をもつ学科も多く、学生へ課外活動の一端を提供している。

 

(3)施設・設備
世田谷キャンパスにある体育館、野球場、グラウンド、陸上トラック、道場、テニスコート等の諸施設は、農友会所属の部がほぼ専用的に使用しており、同好会や一般学生の使用については限度がある。浦和総合運動場があるが、距離があるため移動に時間がかかり使用できる日が限られてくる。
 常磐松会館は農友会及び学科の諸団体が入っており、学生の課外活動の中心であるが築20年を経過し、常磐松会館道場の3室あるミーティングルームとともに冷暖房化が望まれる。また道場には、昨今の女子学生の増加に対して、女子シャワー室の増設が望まれる。
 学生会館も同様に、特に1階に女子トイレの増設が望まれる。
 常磐松会館西側から学生会館西側を経て常磐松会館道場東側に至る通路に常夜灯を設置が望まれる。
 常磐松会館別館は同好会が入っているが、築40年以上経過している鉄骨・モルタル造りの2階建てで、老朽化がことのほか著しい。冷暖房設備がなく、特に冬季の暖房使用時は灯油焚きの暖房器具のため、換気と火事について注意している。

厚木キャンパスは開学間がなく、小高い丘上にあり、農学部付属農場と同じ敷地内で広い平面が取りにくいことなどから、体育施設は体育館があるのみである。体育系の団体が育ちにくい環境である。学生会館も、旧農場教職員室・研究室棟を転用しているため、40団体が使用するには手狭であり、老朽化も著しい。

 オホーツクキャンパスは、野球場、グラウンド、体育館を備え、土地柄から馬術にも適しているなど、体育系団体が育っている。厚木キャンパスとは逆に中央からの情報伝達に遅れがあることは否めず、文化系団体が育っていない。

 

【将来の改善・改革に向けた方策】
(1)学生部長・学生生活支援課・学生サービス課
 学生サービスの観点から行われた平成16年度の事務組織の改編であるが、一箇所に集中させ多様なニーズに対するコンパクトなサービスが可能になったが、反面、部署ごとのサービスのあり方や違いを考慮していなかった部分があり、今後調整を検討している。

 世田谷キャンパスの学生生活支援課については、学生生活支援課と直接関わる教員が個々としても組織としても存在しないので、課外活動への指導・支援に不可欠な教学サイドとの連係の採り方を今後検討していく。


 厚木及びオホーツクキャンパスの学生サービス課については、多方面にわたる異なった内容について網羅的  にコンパクトなサービスが可能になった反面、学生関係の専従ではなく他分野との兼担が多くなり、実質人員   減のため機動性が乏しくなったことは否めない。
 3キャンパスによって同一業務でも人事的措置が不十分なところもあり、3キャンパス全体での職員配置を再検討している。

 

 課外活動の支援サービスの面から職員の年齢構成をも人事的に再検討している。


 本学では、ボランティア関係の指導・支援が弱いように思われる。課外活動という観点から見れば、唯一、直接社会の中に身を置き活動するもので、大学としてはボランティア経験の重要性を説くだけでなく、組織的に或いは教学的に指導・支援して行かなければならないと思われる。学生生活支援課や学生サービス課と連動しボランティア活動を指導・支援する専門の部署を、教学サイドを取り込み設置することを検討している。


 農友会を中心とした課外活動とは別に、大学として学生に提供でき得る課外活動教育プログラムを、上記のボランティアをも含めた形で検討している。

 

(2)農友会・同好会・全学応援団
 学生(農友会や学科統一本部、全学応援団等)を中心とした学生のための課外活動の展開に対して、大学として組織的に行っている指導・支援は有効に機能していると思われる。
 3キャンパスの中で世田谷キャンパスが最も課外活動に参加している割合が低いことが気になる。今後も一般の学生へ課外活動の支援としての諸施設の貸し出しや支援プログラム実施を続けていく。

 

(3)施設・設備
 世田谷キャンパスでは、同好会が入っている常磐松会館別館の老朽化が著しく、建て替えが急務である。また同好会の数が増えることも想定できるので、会室が割り当てられない団体についてはロッカーを与えること検討している。
 道場のシャワールーム等、武道系クラブでの女子部員増加に対する施設面での遅れがあり、同好会や一般の学生へも貸し出しができるような施設・設備の充実を図り、何らかのルールを設けて貸し出しできるような方途等を検討している。
 浦和総合運動場を課外活動の面でもっと有効活用できるか検討するのも必要であろう。
 厚木キャンパスは、体育施設・設備を充実させ、体育系団体が育つ環境作り、世田谷キャンパスとの相互補完的に指導・支援できるような関係作りを検討している。
 オホーツクキャンパスは、地域の特性が課外活動にも顕著に現れているように思える。課外活動の場を地域社会に求めることもでき、ある意味、恵まれた環境であるともいえるので、今後も大学として積極的に地域社会との共生を図っていく。

 

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