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自己点検・評価

序章

自己点検・評価に当たって

第01章 理念・目的・目標
第02章 教育研究組織
第03章 教育内容方法等
第04章 学生の受け入れ
第05章 教員組織
第06章 研究活動環境
第07章 施設・設備等
第08章 図書館
第09章 社会貢献
第10章 学生生活
第11章 管理運営
第12章 財務
第13章 事務組織
第14章 自己点検・評価
第15章 公開・説明責任

終章

  あとがき

第三者評価結果

・就職担当部署の活動上の有効性

【現状】
 本学は、3キャンパスを有し、キャリアセンターが中心にそれぞれ活動している。
 世田谷キャンパスでは、キャリアセンター(専任職員6名、学生使用パソコン40台)、厚木キャンパスではキャリア・エクステンション課(専任職員2名、学生使用パソコン6台)、オホーツクキャンパスでは、キャリア・エクステンション課(専任職員2名、学生使用パソコン7台)、でキャンパスごとに特色を活かし、学生・教職員が一体となって意識改革を行っている。
 キャリアセンターは、学生の進路・就職支援を担当し、情報収集・整理・提供、就職関連行事の開催、学生との個別面談等により学生の進路・就職支援を行っている。求人や就職活動について3キャンパスで相違点があるが各キャンパスでそれぞれ適宜指導を行い、就職関連行事の協働や情報交換を行っている。大学全体の将来のために就職委員会を設け、委員長を中心に3キャンパスとの連携をはかっている。
 就職の年間プログラムは、1年生を対象に適正検査、マナー講座、キャリアデザイン講座を実施している。
 主に3年生中心に就職ガイダンス、就職適正検査、SPI模試、一般常識テスト、TOEIC、就職エチケット&マナー、Uターンガイダンス、OG・OBが語る会社・職種説明会、就職活動体験報告会等を実施している。
 3年生の10月に進路登録カードの提出を全学生に求め、それをもとに一人10分から30分の個別相談と指導を実施している。

 

【点検・評価 長所と問題点】
 3キャンパスの学生は、どのキャンパスからでも学内インターネットを利用することで、企業情報の収集・交換ができる。既に学生が自由に就職関係情報や必要手続き書類をそろえ、どのキャンパスからでも企業に応募できるシステムを取り入れており、更に「情報の共有化」「スキルアップ」「意識向上」をいかに行っていくかが今後の課題である。平成15年度は、3,760社から求人依頼があり、それとは別に専門に企業開拓者を2名配置し、200社の企業開拓や採用情報の収集を行っている。企業の求める人材像と学生のニーズに応える対応策として就職委員会を設け、各学科から1名委員が出て日々改善の努力を行っている。
 1年生と主に3年生を主体に就職支援プログラムを展開しているので、専門教育と平行して社会の期待度は高い。
 また、創立113年の伝統と社会で活躍している卒業生の評価は非常に高いものがある。
 一方、最近はフリーターや無業の増加が社会問題になっているが、送り出す大学としては無関心ではいられなくなってきた。

 

【将来の改善・改革に向けた方策】
 企業の求める人材像と学生の実力の格差が年々広がりつつある。就職活動に対する考えの甘さが見られる学生も年々増えているように思われる。
 このような問題解決の方策として、教員による教学面からのサポートの充実と専門部署による低学年次からの進路支援プログラムを検討している。また、教職員の相談担当者の資質向上に一層努力が要求される。
 学生は入学時からすでに「キャリア」を意識し、卒業後も一生の課題であることを認識しなければならない。そのためには早い時期から学生の潜在能力を引き出し、開花・向上させることが不可欠であり、人材育成への取り組みが急務である。
 現在検討している事項として(1)インターンシップの充実(2)公務員・教員講座と資格対策講座の拡充(3)キャリア支援プログラムの充実(4)関西地区の企業開拓担当者の配置を含め企業開拓の更なる充実等があげられる。

 

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