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自己点検・評価

序章

自己点検・評価に当たって

第01章 理念・目的・目標
第02章 教育研究組織
第03章 教育内容方法等
第04章 学生の受け入れ
第05章 教員組織
第06章 研究活動環境
第07章 施設・設備等
第08章 図書館
第09章 社会貢献
第10章 学生生活
第11章 管理運営
第12章 財務
第13章 事務組織
第14章 自己点検・評価
第15章 公開・説明責任

終章

  あとがき

第三者評価結果

・生活相談担当部署の活動上の有効性

【現状】
(1)世田谷キャンパス
 学生相談室では、月〜金曜日まで正午から午後5時まで週5日間相談業務に対応している。
 平成15年度は非常勤カウンセラー2名が交替でカウンセリングを行っており、年間の開室日数は123日、来談者数は延べ201名であった。
 開室時間帯以外の来談者については、状況に応じ健康増進センター(保健室)スタッフと校医が対応し、その時の来談者は延べ98名であった。

(2)厚木キャンパス
 平成15年度はカウンセラー1名、週1日5時間体制、来談者延べ数90名。保健室での対応述べ数112名。平成16年度4月よりの開室日を週2日(水曜日・金曜日)9時間、カウンセラー2名での体制とし相談に応じている。

(3)オホーツクキャンパス
 平成15年度は学生カウンセリングを専門に行うカウンセラーが常駐していないため、医務室の職員が対応したが、来談者数は延べ108名。平成16年度はカウンセラーによるカウンセリング1名の他、7月末日まで延べ35名が来談。
 心身の健康相談、生活上での相談はキャンパスがコンパクトなことから学生の相談件数は多い。「キャンパスの主役は学生」という観点にたって応接に当たっている。95%の学生が一人暮らしであることから当該部署の評価が、キャンパスの評価にもつながっている。

 

【点検・評価 長所と問題点】
(1)世田谷キャンパス
 毎日、午後カウンセラーが在室することにより学生の需要には応じられるようになった。また、来談者は健康増進センター窓口で受付ける。相談内容は身体面、情緒面、学業進路面、医療面、対人面等に分けられるが、学生相談室ではなく他の関係部署又は関係のある教員に依頼することも数多くある。来談者が重なる場合は健康増進センターで調整することで学生が利用しやすくなっている。

(2)厚木キャンパス
 健康に対する意識の向上を図る。学生がどんなことでも気軽に相談に来室できる環境づくりをする。相談時間を増やしたことにより利用しやすくなったが、相談室の場所がATM機の隣で入り難さがある。精神的問題を抱えた学生が来やすい精神科の窓口も必要なのではないかと考える。

(3)オホーツクキャンパス
 保健室と同対応であるが、相談者のプライバシーを尊重しながら、必要であれば教員、保護者との連携もとりながら問題解決にあたっている。学生と職員の距離が近いというのが長所であるが、相談したくても足を運べない「問題を抱えた潜在的な学生」に手をさし伸ばせていないのが問題である。

 

【将来の改善・改革に向けた方策】
(1)世田谷キャンパス
 来談するには、健康増進センターの入り口側にある保健室の受付で、看護師に申し出た後相談室へ向かうが、そこには学生が集える場がないので、コミュニケーションスペース拡張を計画している。

(2)厚木キャンパス
 学生が休憩や時間つぶし、学生同士の交流の場として出入り自由なコーナーを提供していく。また、専門医受診が必要と思われる学生に対し、相談、紹介できる大学と連携した精神科、心療内科医の採用や、相談員の、スキルアップ及び相談活動と、専門知識を持っている教員との連携強化を検討している。

(3)オホーツクキャンパス
 地域柄心療内科のある医療機関もなく厳しい状況であるが、健康相談の特に心的相談では学外のカウンセラーの配置が急務である。また、現在も行っているが研修を通じて専門部署の担当者だけでなく全教職員が学生相談に応じられるスキルの獲得を目指すことを今後も実施していく。

 

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