東京農業大学

Web情報検索
文字の大きさ特<-大->戻

自己点検・評価

序章

自己点検・評価に当たって

第01章 理念・目的・目標
第02章 教育研究組織
第03章 教育内容方法等
第04章 学生の受け入れ
第05章 教員組織
第06章 研究活動環境
第07章 施設・設備等
第08章 図書館
第09章 社会貢献
第10章 学生生活
第11章 管理運営
第12章 財務
第13章 事務組織
第14章 自己点検・評価
第15章 公開・説明責任

終章

  あとがき

第三者評価結果

・ハラスメント防止のための措置の適切性

【現状】
 本学では基本的人権の尊重、法の下の平等などを定める憲法、教育基本法、男女雇用機会均等法等の精神に則り、学内におけるセクシャル・ハラスメントを防止することにより、快適な学園環境のもとでの学生の勉学を保障するため、また、万一セクシャル・ハラスメントが学内関係者に生じた場合の救済等を行う事を目的にセクシャル・ハラスメント防止に関する規程を定めている。
 セクシャル・ハラスメント相談委員を置き、氏名・連絡先を公表し、学生が常時相談、助言等を受けられるよう措置している。ハラスメント防止に関する規程は学生生活ハンドブックに記載して学生への周知はおこなっている。
 セクシャル・ハラスメントの申し出に対して、相談委員は事実確認と対処について相談委員会議において協議し、必要がある場合は学生部長を通じて学長に報告する。

(1)世田谷キャンパス
 相談員3名(カウンセラー資格のある女性教務職員1名、非常勤医師1名、カウンセラー1名)について学内で周知している。
 セクシャル・ハラスメント相談委員を掲示板に公表している。
(2)厚木キャンパス
 相談員3名(カウンセラー2名、看護師1名)
 セクシャル・ハラスメント相談委員を掲示板に公表している。
(3)オホーツクキャンパス
 相談員3名(カウンセラー資格のある男性教務職員1名、女性教務職員1名、女性看護師1名)について学内で周知している。
 セクシャル・ハラスメント相談委員を掲示板に公表している。

 

【点検・評価 長所と問題点】
 「ハラスメントはしない、させない」を目標とし、キャンパスにおいて積極的に防止に取り組み、学生生活を快適に過ごすために、学習環境の整備の一環としてセクシャル・ハラスメントとは何かを知らせるよう努めている。
被害を被った学生はセクシャル・ハラスメント相談委員に相談を持ち掛けると、相談委員は被害者の状況を把握し、学生部長に報告の上、学長に報告するか判断する。

(1)世田谷キャンパス
 学生部長が中心となって問題解決にあたっている。セクシャル・ハラスメントを防止するに当たって、2年次生の教職の授業で具体的例に基づきセクシャル・ハラスメントに関する知識を紹介するとともに、その理解を深めるように指導している。
(2)厚木キャンパス
 平成15年度までは世田谷キャンパス学生部長との相談で対応していた。
 平成16年度は厚木キャンパス学生部長に相談できることになった。
(3)オホーツクキャンパス
 学生部長が中心となって問題解決にあたっており、早い段階での処理で解決しているが、加害側に加害としての意識がないことが問題である。

 

【将来の改善・改革に向けた方策】
(1)世田谷キャンパス
 4、5月の入学時より早期の段階で行う「フレッシュマンセミナー」において、ハラスメント対策を行う必要がある。入学当初の学生に、事例を挙げながら解説して防止に努めることが重要である。
 セクシャル・ハラスメント被害者は、そのほとんどが学生であることを考えると加害側(主に教職員)への啓発指導を強化していくと同時に、実際被害にあった学生が一人で悩むことのないようセクシャル・ハラスメント相談員に限らず、健康増進センターや学生相談室等の利用に係るアピールを検討している。
(2)厚木キャンパス
 教育環境の場であってはいけないことであり、セクシャル・ハラスメント防止のための教職員、学生への啓発指導のためのガイド作成を検討している。
(3)オホーツクキャンパス
 世田谷キャンパス、厚木キャンパスと連携をとりながら、ハラスメント防止のための教職員、学生向けの啓発指導のためのガイド及び定期的に実施している学生相談の自主研修の研修項目を検討している。

 

COPYRIGHT (C) 2005-2006 TOKYO UNIVERSITY OF AGRICULTURE. ALL RIGHTS RESERVED.