【点検・評価 長所と問題点】
(1)世田谷キャンパス
・保健室
保健室では非常勤医師が診察や健康相談を行っている。最近の傾向は、精神的な問題が身体に出ている、いわゆる心身症的な症状を訴える学生が増えてきた。
医師が不在の場合の対応は、再来室するよう促すが、看護師がその場で出来る限りの対応をしている。また、緊急時は近隣の病院を紹介し学生のニーズに対応するよう配慮している。
・定期健康診断
定期健康診断の受診率は、過去5年間に少しずつではあるが上昇傾向にある。受診率上昇への努力としては、ポス ター等の掲示や構内放送の実施が挙げられる。
(2)厚木キャンパス
・保健室
保健室には自由に使用できる計測器を設置し、学生が利用しやすいようにし、コミュニュケーションの場としている様子が伺える。また、保健室は、居場所のない学生の駆け込み寺的なところもあり、他にもそういった学生のための空間が必要と思われる。
・定期健康診断
健康診断結果は、現状は有所見者のみに呼び出しで通知しているため、自己の健康に対する意識を持つためにも個人宛に最終結果を通知できるようにしたい。
(3)オホーツクキャンパス
・保健室
いつでも、誰でも気軽に入室できる環境作りを心掛けている。暇潰しの来室、バスの時間待ちの来室も見られるため、学生が集う空間として現在以上に必要である。友人を作れない学生や教員に相談できない学生にとっては貴重な居場所であり、情報伝達の場所となっている。毎月定例で学生メンタルケアの講習会を企画しているが、教職員が学生の目線で相談に乗れるよう研鑽中である。
・定期健康診断
定期健康診断の受診率は90%を超えているが、受診率100%を目指して今後も学生へ呼びかけていく。
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