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・公開講座の開設状況とこれへの市民の参加の状況
【現状】
(1)東京農大公開講座
東京農大公開講座(無料)は、大学のカリキュラムにある「特別講義」を一般市民に開放するもので、本学の専門分野はもとより、社会、経済、政治、文化、歴史、芸術、スポーツ等の各分野、各界で活躍中の著名人を講師に招聘し開催している。その道のエキスパートから心に残るいくつかのキーワードを掴んでもらい、生きがいを見つけ出してほしいという趣旨である。社会人(一般市民)が学生と席を同じくして講義を受けることにより相互に刺激があって良いとの意見も多い。
平成12年度から14年度の3年間は、サンワみどり基金のパートナーシップ事業として、体験型環境公開講座(無料)を開講し、公開講座の受講者を対象として、実践的に学ぶ「体験フィールドスタディ」(有料)を行い、公開講座をより実りあるものにすべく、座学を一歩踏み出した展開を試みた。
公開講座の開設状況は次のとおり。
平成15年度公開講座の開設状況
年間開設講座数
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1講座当たりの平均受講者数
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備 考 |
8
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164
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前期:4回、後期:4回 |
(2)フィールドスタディ(体験学習)
フィールドスタディ(体験学習)(有料)は、大学の教育研究の成果を現場で体験し、経験する中から自然生態系や生きものの大切さを実感し学習してもらうものである。
学生と社会人の混成で、富士畜産農場や奥多摩演習林などで、自然の中に身を置いた体験学習が実施されている。受講生からは貴重な体験であるとの高い評価を得ており、学生優先としているものの定員がすぐ埋まってしまうほど人気の高いコースである。
フィールドスタディ(体験学習)の開設状況は次のとおりである。
平成15年度フィールドスタディ(体験学習)の開設状況
年間開設フィールドスタディ数
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平均受講者数
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備 考(内容) |
3
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8
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「森林管理体験」、「山村文化体験」、「森林・林業体験」
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【点検・評価 長所と問題点】
実体験による学習効果は、生涯にわたって体に焼きつくほどのインパクトがあるといわれている。ケガなど事故を未然に防ぐための徹底したガイダンスを行っている。それには充実した引率スタッフが必須であり、地元炭焼きボランティアの活用も考えられるが、そのためには地域コミュニケーションを常々はかっていく必要がある
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【将来の改善・改革に向けた方策】
マンパワーがあれば、本学の特色ある教育研究内容に見合った多様な内容を今後も開設していく。
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