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自己点検・評価

序章

自己点検・評価に当たって

第01章 理念・目的・目標
第02章 教育研究組織
第03章 教育内容方法等
第04章 学生の受け入れ
第05章 教員組織
第06章 研究活動環境
第07章 施設・設備等
第08章 図書館
第09章 社会貢献
第10章 学生生活
第11章 管理運営
第12章 財務
第13章 事務組織
第14章 自己点検・評価
第15章 公開・説明責任

終章

  あとがき

第三者評価結果

・施設・設備の衛生・安全を確保するためのシステムの整備状況

【現状】
 世田谷キャンパスでは、ISO14001活動を通じて、環境に関する法律等の遵守に取り組んでいる。また設備・清掃・警備委託業務及びキャンパス内営業生協と連携してこの取り組みを進めていることにより、一体化した取り組みが整いつつある。


 厚木キャンパスでは、ISO14001活動を通じて環境条例に関する遵法性の確保に努めるとともに、清掃・設備および警備業務の一括委託による総合管理を行い、専任職員との連携した体制を組んでいる。また、中央監視システムおよび防災監視システムにより照明、空調などの衛生管理、火災監視を行なっている。飲料水以外で井戸水を利用しているため簡易専用水道法に基づく水質検査、危険物貯蔵地下タンクの漏洩検査、危険物管理など関しては特に注意を払って管理している。


 オホーツクキャンパスでは、ISO14001の活動に伴い、コンプライアンスの観点から施設・設備の衛生と安全を確保するために、保守や定期点検の殆どを外部委託している。

 

【点検・評価 長所と問題点】
 世田谷キャンパスでは、設備管理業務の運用は、環境管理課専任スタッフと委託業者との連携も含め概ね実施できている。委託業務との連携は、単年度契約によることから委託業務と連携した効果的な安全衛生管理システムの改善が進みにくい。


 厚木キャンパスでは、圃場等には非常放送設備がないため隔離された状態にある。また、危険物貯蔵地下タンクからの配管が構内道路を横断しているため、安全管理上問題がある。


 オホーツクキャンパスでは、専任職員の不足から、委託業者からの指摘が無ければ問題解決に踏み出せない状況下にある。

【将来の改善・改革に向けた方策】
 世田谷キャンパスにおける、委託管理業務と施設・設備と安全を管理するシステムとは密接な関係があり、単年度契約では問題点を改善するシステムとしては期間が短く、また改善を検討する期間をお互いに優先的に確保することが難しい。したがって、施設・設備と安全を管理するシステムの構築は、委託業者と複数年において検討を重ね、管理仕様を改善することが重要である。また、この方策は3キャンパス共通で改善すべきポイントである。


 厚木キャンパスでは、今後の地下水汚染の可能性を考慮し、研修センター、食品加工技術センターなど直接人が飲む水は安全な県水への移行を検討している。このほか非常放送設備、危険物貯蔵地下タンク配管の整備などが急務である。


 オホーツクキャンパスでは、総合業務委託を検討している。

 

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