【点検・評価 長所と問題点】
世田谷キャンパスでは、リサイクル研究センター・バイオガスエネルギーセンターを始めとして、廃棄物の再生を中心とした循環型社会へ試みが計画的に進められており、研究機関としての取り組みと地域との共生が確実に進められている。今後も見学者を積極的に迎えて、地域との共生が広げられることが期待される。また学生団体による環境に対する取り組みが数多くキャンパス内で進められ、今後も確実に広がることが期待される。世田谷キャンパスの問題点として、年々登録台数が増加しているオートバイ、自転車のための駐輪場が不足している。
厚木キャンパスでは、構内の自然環境の保護と再生の推進ならび有機性廃棄物処理システムの構築のため、委員会を設置し方針ならび具体的対策について検討を行っている。そのほか、豪雨時の対策として雨水の貯留槽や雨水流出防止の堀をめぐらせるなどの対応や樹木の選定などを行っているが万全ではない。
オホーツクキャンパスでは、数箇所のビオトープを備えた、学内散策路「オホーツク・ファイン・トレール」を平成16年度に完成させた。また、学内の動植物を紹介したリーフレットも完成した。これは、本学学生の実習教材としてだけではなく、市内の小・中・高等学校の理科や生涯学習の教材として利用できる。
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