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自己点検・評価

序章

自己点検・評価に当たって

第01章 理念・目的・目標
第02章 教育研究組織
第03章 教育内容方法等
第04章 学生の受け入れ
第05章 教員組織
第06章 研究活動環境
第07章 施設・設備等
第08章 図書館
第09章 社会貢献
第10章 学生生活
第11章 管理運営
第12章 財務
第13章 事務組織
第14章 自己点検・評価
第15章 公開・説明責任

終章

  あとがき

第三者評価結果

・キャンパス・アメニティの形成・支援のための体制の確立状況

【現状】
 世田谷キャンパスには、食堂3ヵ所(席数計610)、学生会館(1,210u)の空間がある。17・18号館周辺には、学生の憩いの場所として、テラス・ITスタンド・ラウンジ等が整備されている。学生会館内には、3キャンパス学生交流の宿泊施設があり、また課外活動施設として、野球場・陸上競技場・テニスコートが隣接しており集約されている。キャンパス内各所には緑地(高木1千本・中木2千本・低木1万5千本)が整備されており、その周辺には間伐材を利用したベンチ等が設置されている。キャンパス内には2千から3千台の自転車と100から150台の車両が乗り入れている。


 厚木キャンパスは、高台の上に建ち「緑豊な公園キャンパス」として四季折々の自然に恵まれ大山や富士山、相模湾を望む豊な環境で、施設型農場や圃場、実験施設などと一体となったキャンパスとして形成されている。この恵まれた環境を維持発展するため、学生のボランティアによりキャンパス内の植栽や研究室の協力による芝生広場の維持や植栽が積極的に行われている。学生食堂(496席)のほか、売店を設け36席スペースを確保している。平成15年に体育館が完成し、各種ウエイトやフィットネスのトレーニングマシンが充実したトレーニングルーム、卓球場、シャワールームを備えている。また課外活動の拠点となる学生会館と3キャンパス学生交流の宿泊施設として研修センターがある。キャンパス内に路線バスのバス停を設け、1日50数本のバスを運行させ交通の利便性を確保している。


 オホーツクキャンパスでは、課外活動の拠点となる学生会館内にはトレーニングルームがあり、各種ウエイトやフィットネスのトレーニングマシンが充実している。また、シャワールーム・ランドリー施設の他に25名の宿泊施設も備えている。第1食堂(210名収容)・第2食堂(560名収容)と売店が営業している。

【点検・評価 長所と問題点】
 世田谷キャンパスでは、安らぎの空間は、昼食時、休憩時の利用状況から判断して、学生数に対して絶対的に不足している。緑はある程度確保されているが、今後の整備計画によっては一部伐採することも考えられる。キャンパス内の駐車スペースと駐輪スペースでは、現在台数を収容することはできない。駐車スペースの確保または制限のルール化が必要である。グラウンド北側研究施設は現在機能集約を目的に再整備の途中である。今後は自由に見学者が入場できる空間が提供できることが臨まれる。


 厚木キャンパスでは、研修センターは、農場実習の宿泊実習、海外姉妹校の短期農場実習、3キャンパスの学生交流などで利用されている。
 芝生広場や植栽は日常的にこまめに維持され管理された状態を保っている。
 食堂と売店は運営会社が小さく大学生協のような品揃えやサービスの提供は無い。農場実習できている世田谷キャンパスの学生の利用もあり、昼食時は混雑が激しく利用限度を超えるため席が不足し品切れの状態となっている。


 オホーツクキャンパスでは、宿泊施設は、本来の目的である3キャンパスの学生交流には殆ど使用されておらず、併設高校の野球部と陸上部が夏合宿を行う程度である。食堂と売店は地元企業と東京の給食会社が運営しているため、所謂、大学生協のような品揃えやサービスの提供は無い。

【将来の改善・改革に向けた方策】
 世田谷キャンパスでは、体育館及び学生会館別館等の建替えにあわせて、キャンパス内の緑化計画、駐輪・駐車スペースの確保または乗り入れ制限を検討する計画を進めている。グラウンド北側研究施設の整備にあわせて、周回道路等を整備し、研究施設の近隣または来訪者への開放を積極的に受け入れる体制が臨まれる。
 厚木キャンパスの学生食堂および売店については、利用限度を超えておりサービス内容も不十分であり、学生の声を参考にしながら増設や拡充などの整備を検討していく。また、運動場がないので、計画的に整備する。
 オホーツクキャンパスでは将来的には、大学生協の導入を進めている。

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