序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔農学研究科〕 【現状】 平成16年度本研究科博士前期課程の入学定員は、農学専攻14名、畜産学専攻12名、バイオサイエンス専攻30名、農芸化学専攻25名、醸造学専攻12名、食品栄養学専攻12名、林学専攻12名、農業工学専攻8名、造園学専攻12名、国際農業開発学専攻12名、農業経済学専攻10名、国際バイオビジネス学専攻12名、合計171名であり、博士後期課程の入学定員は、農学専攻5名、畜産学専攻4名、バイオサイエンス専攻6名、農芸化学専攻5名、醸造学専攻2名、食品栄養学専攻2名、林学専攻4名、農業工学専攻2名、造園学専攻2名、国際農業開発学専攻2名、農業経済学専攻5名、国際バイオビジネス学専攻5名、生物環境調節学専攻8名の合計52名である。 平成14年度からの3年間では研究科全体では前期・後期課程とも収容定員を充足している。また収容定員に対する在籍学生数は多いが、授業の実施や施設の利用に際して不備は見られない。
【点検・評価 長所と問題点】 入学定員171名に対し平成14年度206名、15年度は202名、16年度は200名と年度によって相違と、専攻によって多少の凹凸はあるものの全体的に見て充足状況は良好である。定員数に満たない大学院が多い中で、一定の受験生を確保し定員を満たしている点は評価できる。その理由は、学部教育段階において、学生に対して専門的関心を持たせてきたことによると考えられる。 また学部から大学院への進学者が多いことは、学生の学問に対する興味と一貫教育充実、さらには最近企業の専門的業務において貢献できる人材が求められるようになって来たことを示している。 本研究科では収容定員に対する充足率を重視している。入学定員と収容定員の間に相当の幅を持たせていることは、定員管理を容易にするという意味で弾力性があり長所である。
【将来の改善・改革に向けた方策】 現在の社会・経済状態は未だ厳しいものがある。他方で学生の側にも進路上での考え方に変化があってこの点について十分な検討が必要である。一般の博士前期課程の学生は課程修了とともに就職するが、修了者の15〜20%が博士後期課程に進学する。また一旦就職して実務経験を積み実績をあげた後に学位取得を計画する社会人の受け入れを積極的に進める。