火災を起さないために

 「火災」は,我々の最も身近なところで起こりうる災害で,物質的損害だけでなく,尊い人命にまで被害を及ぼす恐ろしい災害です。みなさんも,有意義であるはずの学生生活が一瞬にして灰になることがないよう,下記の点に十分注意して下さい。

タバコの火

タバコの火の不始末は火災の大きな原因です。
キャンパス内(教室,研究室,部室,食堂,図書館等)は禁煙です。タバコは必ず決められた喫煙コー ナー(世田谷キャンパスp.226p.227を参照)で喫煙して下さい。
学内外での歩きタバコは厳禁です。
タバコの吸殻の投げ捨ても厳禁です。吸殻は必ず専用容器に捨てて下さい。


危険物,化学物質の取り扱い
(消防法,毒劇物取締法,PRTR法などの法令遵守)
本学の授業は実験・実習が多く,研究室でも多種多様な実験を行っています。危険物,化学物質を扱う 際は,担当教員の指示や指導の下,決められた方法,手順等を守り充分注意して取り扱って下さい。
取扱いを間違ったため爆発がおき,火傷を負ったり,小火(ぼや)がおきています。(危険物,化学物質及び下水排除基準については参照p.46
学内外での歩きタバコは厳禁です。
タバコの吸殻の投げ捨ても厳禁です。吸殻は必ず専用容器に捨てて下さい。


室内での裸火の使用は禁止です

研究室や部室で,電気ストーブ,ガスストーブ,石 油ストーブ等の裸火の使用は禁止です。


火災が発生したら
  もし火災を見つけたら,落ち着いて次の行動をとりましょう。
(1) 早く知らせる…すぐに大声で「火事だ」と叫んで近 くの人に知らせる。警備本部(内19又は5555)に通 報,火災報知機を押し(119番)に通報する。
(2) 早く消す…火が天井に届くまでは初期消火が可能です。消火器の使い方も覚えておきましょう。
(3) 早く逃げる…火が天井にまわったら消火をやめてすぐに避難しましょう。
煙が発生したら,ぬれたハンカチなどで鼻と口を覆い,煙を吸わないようできるだけ低い姿勢で避難し ます。室内では壁伝いに,廊下では中央を通りましょう。
危険物容器の蓋を閉め,火を止め,ガスの元栓を切り,電気器具の電源を切り避難しましょう。
非常放送や教職員の指示に従いましょう。


防災訓練と防災設備
本学では,学生を対象にして毎年春と秋の2回,防災訓練(避難訓練・初期消火訓練・災害通報訓練) を実施しています。実施の際は掲示や学生ポータルでお知らせします。必ず参加して下さい。
また,防災設備(避難器具・火災報知設備・消火器等)の設置場所を確認しておいて下さい。
これらの設備へのイタズラは絶対にしないで下さい。いざというときに機能しないと,最小に止めら れる災害でも取り返しがつかないことになってしまいます。