理事長メッセージ

学校法人
東京農業大学理事長大澤 貫寿

学校法人東京農業大学は、東京農業大学の初代学長横井時敬先生が掲げた建学の精神「人物を畑に還す」、教育の理念「実学主義」を継承し、各傘下学校の特徴を活かした特色ある教育・研究を推進し、広く社会に貢献してまいります。

東京農業大学は平成28年に創立125周年を迎えるに当たり、国際的な教育機関としての機能を一層高め、世界の農学の拠点大学として飛躍することを目指して、(仮称)「東京農業大学国際センター」を建設することになりました。

本施設は、学生が海外の協定校学生との円滑な交流を図ると同時に学術会議、国内外の校友や保護者も利用できる施設も備え、大学が世界に向けて教育・研究の成果を発信するに相応しいデザインの建物となります。このような国際的象徴となる建物が誕生することで、更なる発展が期待されます。

東京農業大学・同短期大学部は、農学系総合大学として、食料・環境・健康・バイオマスエネルギーさらに生物資源のゲノム解析など幅広い領域を対象に、世界水準の学術研究の推進、農業及び関連産業の将来を視野に入れた教育・研究体制の強化を図っています。また、東京農業大学の蓄積された知識と経験を被災学生や地域支援により被災地復興を進め、安心安全な社会の実現に取り組んでいます。復興支援「東日本支援プロジェクト」では、福島県相馬市の津波被害地域において相馬方式(東京農大方式)による水田の除塩等を実施し、昨秋は平年を上回る米の収穫をして、復旧方法を実証しました。これからも被災地の復興に取り組んでまいります。

世田谷キャンパスは、キャンパスの再整備を進め、農大アカデミアセンター(地上9階・地下2階)が完成し教育の高度化を推進、厚木キャンパスは、新学生会館の建設を計画、オホーツクキャンパスは、地域産業の再生に貢献できる人材育成に取り組んでいます。

東京情報大学は、1学部4学科体制を「総合情報学科」の1学科12コース制とする抜本的改革を実施しました。千葉市と連携し東京情報大学の特色を構築し、地域貢献に取り組んでいます。

併設高等学校や中学校では、今後も少子化による児童・生徒の減少の中で、社会に評価される学校として確固たる地位を確保することが重要です。それぞれの学校の特徴を活かし、社会の要請に応えると同時に、新たな時代に向けたさらなる「教育の質の向上と内容の充実」に取組んでまいります。

本法人は社会から評価される質の高い教育・研究機関として、学校法人の安定した経営と健全な財政基盤の維持を図り、東京農業大学を中核として21世紀の社会が抱える多くの課題に実践的、具体的に取り組み、社会ニーズの変化に的確に対応した人材養成に努めます。