東京農業大学

メニュー

学校法人 東京農業大学

学校法人東京農業大学中長期計画

学校法人東京農業大学 ―第4期中期計画N2026― について

 学校法人東京農業大学は、学園化推進構想のもと2023年度から4年間での達成目標を定めた第4期中期計画N2026を策定しました。その基本方針は、東京農業大学の教育理念である「実学主義」に基づく教育の高度化と研究力の向上を推進することです。東京農業大学稲花小学校、東京農業大学第一高等学校・中等部、東京農業大学第二高等学校・中等部、東京農業大学第三高等学校・附属中学校及び東京情報大学における独自の教育・研究を尊重し、一層の連携強化のもと、来るべき社会変革に対応する教育・研究活動を実践し、社会で活躍できる有為な人材の育成を果たします。

 本学校法人の教育・研究を推進する基本的姿勢は、児童、生徒、学生が本法人の学園で学んでよかったということが実感でき、成長する姿を一人ひとりが確認できる多様な学びの場を創出することであります。そのために、大学及び小中高各部門における新たな教育手法の開発や研究内容の充実、さらにそれらを支援する教育環境の整備を進めてまいります。まず大学では、これからのSDGsを基盤とする社会を実現し、新たな価値創出の核となる先進的な科学・技術に貢献する人材養成のため、教育の推進と社会知の蓄積を確実に進め、社会で必要とされる人材の輩出に努めます。次に、若者が世界に広く目を向け留学の機運を醸成し、法人傘下の小学校、中・高等学校、大学での教育環境の充実を図り、広く世界に飛躍できる若者を育成します。さらに大学では、産業界や地域社会との連携による実践的な教育プログラムを推進、高度化された産業や地域社会にとって必要な人材を養成し、東京農業大学の建学の精神である「人物を畑に還す」を世界に向けて果たしてまいります。

 本学校法人は総合的教育組織として、これら教育・研究を推進していく上で土台となる経営基盤強化に積極的に取り組み、特に各部門の主体的ガバナンス強化による組織力の強化、業務の効率化、財務基盤の安定化など経営資源の構築を積極的に図り、将来を見据えた教育・研究基盤の強化を進めます。

 最後に、少子化を伴う予測困難な時代に児童、生徒、学生が何をどう主体的に学ぶかによって確実に成長することが出来るのかを真剣に模索します。自らが主体的に学ぶための教育の在り方や興味ある研究を実現するため、個々の教員の教育法を中心にした教育手法から児童、生徒、学生がより積極的、主体的に学べる教育・研究組織へと変革していくことは本法人の社会的使命です。本中期計画は、学校法人東京農業大学が様々な課題に真摯に向き合い、創立140周年に向けて前進していくための羅針盤であります。

2023年4月1日

学校法人東京農業大学
理事長 大澤 貫寿

 

ページの先頭へ