東京農業大学

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自己点検・評価

序章

本章

第01章 理念・目的・教育目標
第02章 教育研究組織
第03章
  学科・専攻科の教育内容・方法
第04章 学生の受入れ
第05章 学生生活
第06章 研究活動と研究環境
第07章 社会貢献
第08章 教員組織
第09章 事務組織
第10章 施設・設備等
第11章
  図書館および図書・電子媒体等
第12章 管理運用
第13章 財務
第14章 自己点検・評価
第15章 情報公開・説明責任
第16章 特色ある取り組み

終章

第三者評価結果

第16章

特色ある取り組み
実施状況およびその有効性

1.2006年度「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に「学生主導型体験実習が拓くキャリアデザイン」(2006〜2008年度)が採択された。
【現状の説明】
 本学設立当初から50年に亘って4学科個別に実施されてきた学外体験実習を見直し、学生主導型で受入先と学生間の連携を重視した双方向型の事前・事後教育として4学科共通のシステムに再構築する事により、学生自身のキャリアデザイン構築につなげた。
 本プログラムは、大きく3段階に分かれている。(1)先輩達の実習体験報告を聞くことで、自分の実習希望先をイメージ・決定し、受入先とコミュニケーションを図る。(2)実際に実習を行い、最新の技術や情報、社会を経験する。(3)実習後、実習先から評価を受けるとともに、自らを評価しその相違を確かめ、さらに実習報告書を作成し実習体験を後輩達に伝える。学外体験実習を通して、学生自身の学習内容の理解、学問への興味の深化、キャリアデザインの構築に役立てている。
【点検・評価】
 学外体験実習(インターンシップ)を通して、本学の教育理念である実学主義を具現化することが出来るとともに、学生自身のキャリアデザイン構築につなげる事が出来る優れたプログラムになっている。
【将来の改善策】
 本プログラムの実施には、学生の実習先の確保が必須条件であるが、常にその事を念頭に置き、学生の実習先の確保に努力していく。

2.2008年度「質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)」に『学生と教員の協働による学科横断的実学教育』(2008〜2010年)が採択された。
【現状の説明】
 リメディアル教育、初年次教育、学科横断的専門教育およびキャリア教育を充実する事により、多様化する学生の学力較差を縮め専門教育科目への移行の円滑化を図る共に、体験学習により専門分野の興味を引き出し学修目標の明確化を図り、学びに対し改めて目的意識を持たせている。
 本プログラムを遂行するに当たり、教育支援委員会を設置して教育内容の検証と改善を行ったが、プログラム終了後も教育支援委員会において教育内容の改善に努めている。
【点検・評価】
 初年次教育の実施に当たり、本学全教員に学生の教育方法に関するFD研修を実施し、さらに本学専用の教材を作成した。この事により、全教員の教育方法についてのスキルが向上し、さらに4学科の初年次教育を同一レベルとすることが出来た。
 学科横断的専門教育科目である食農体験実習では、世田谷・厚木コース、オホーツクコース、小菅コース、鮫川コース(2011年度は福島第一原子力発電所事故により、学生の安全確保のために中止)の4コースを設け、 併設の東京農業大学農学部および生物産業学部との連携、小菅村や鮫川村との連携により、学生教育に効果をあげている。
【将来の改善策】
 授業内容は、教育支援委員会においてPDCAサイクルを回す事により、毎年改善されている。

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