東京農業大学

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自己点検・評価

序章

本章

第01章 理念・目的・教育目標
第02章 教育研究組織
第03章
  学科・専攻科の教育内容・方法
第04章 学生の受入れ
第05章 学生生活
第06章 研究活動と研究環境
第07章 社会貢献
第08章 教員組織
第09章 事務組織
第10章 施設・設備等
第11章
  図書館および図書・電子媒体等
第12章 管理運用
第13章 財務
第14章 自己点検・評価
第15章 情報公開・説明責任
第16章 特色ある取り組み

終章

第三者評価結果

第3章

(1)教育内容等
【インターンシップ、ボランティア】

【現状の説明】
 生物生産技術学科および環境緑地学科は旧農業科時代から40年の実績があり、現在、生物生産技術学科は10日間、環境緑地学科は5日間のインターンシップを1年次から2年次の春期休暇中に必修科目として開講している。また、環境緑地学科は、卒業後に希望している職業分野に相応するより長期の実習を2年次の選択科目として開講している。醸造学科は選択科目として短大で終了する学生を対象として2年次の後学期に開講し、いずれも主として本学卒業生(校友)の事業所や農家、醸造家に泊り込みで行っている。栄養学科は栄養士必修科目として、病院および事業所を対象に2週間の通いで行っている。
 ボランティア活動については、クラブ活動、国際学生交流活動および環境マネジメント活動とともに全学共通科目として特別活動プログラムを置き、単位認定をしている。
【点検・評価】
 最近の学生は少子化と個室での環境で育っているため、泊り込みでの作業から、異なる年齢や考え方との遭遇、大学では経験できない現場経験、さらには校友の人生経験に接することにより、仕事に対する真剣みが増加し、また、社会常識の涵養から、キャリアデザインに良い影響を与えている。栄養学科においても、2週間にわたる社員と同じ勤務体制での経験は、病院および事業所と多少の違いはあるが栄養士業務の認識が高まる。それぞれ、受け入れ側からの評価と学生のレポート、事前事後の教育時における教員の評価により有効と考えられる。問題点としては、受け入れ先への負担が大きいことと、受け入れ先の数や種類が少ないことである。
【将来の改善策】
 実学経験を持たせ、社会人としてのマナーや職業観を身に着けさせることに有効なため、各学科の事情があり一律に実習期間を延長するというわけにはいかないが、可能な限り期間を延長する方向で調整を進める。ただし、これにより受け入れ側の負担を増やさないために、本学として対応を検討する。また、受け入れ先の数を増やすことで、学生の希望職種になるべく合致する受け入れ先に派遣できるようにしていく。さらに、実学経験を学生、教員および受け入れ先と共有することで次年度の学生の動機付けに活用していく。

 

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