【点検・評価 長所と問題点】
研究科委員会は研究科委員長を選出し、2年ごとに選挙により選出される。研究科委員会は構成員の過半数をもって成立し、議決は出席者の過半数の賛成をもって行われる。研究科委員会における議決は、各種委員会において検討審議され、事前の連絡委員会において報告審議された後に行われる。
学生の受け入れ、研究指導、学位審査などは学部教授会とは独立に行われているが、研究科の担当教員はすべて学部教授会のメンバーであるため、学部から大学院への一貫教育の体制は十分整備されている。
選挙人について在外研究中の者などの取り扱いを同内規および定足数に関する内規で詳細に規定し運用上の誤りが発生しないよう手続等を定めている。選挙手続は同内規に従って行われ、従来格段の間摩が生じたことはない。
研究科委員長を中心に、該当する委員会が検討課題を取り扱うほか、必要に応じてワーキング・グループを組織して相当の議論を積み上げた後、研究科委員会で審議することは本学研究科の特徴である。また、研究科委員会の審議事項は学部教授会にも報告していることは、大学院の一体化の表れである。
選挙においては研究科委員会委員の3分の2の出席により成立し、有効投票数の3分の2を得た者を当選人とするためこれまで特に問題が生じたことはない。
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