【管理運営の目標】 本学の組織は、大学経営を担う法人組織と大学の教育・研究活動の責任を担う教学組織とその支援体制としての事務組織によって構成されている。これら組織は、相互の連携、協力、理解のもとで本学の管理・運営にあたっている。管理・運営の最終決定権は理事会、評議員会にあるが、教育・研究に係る事項については、教学組織の意思決定を十分に尊重し、審議決定がなされている。また、本学には、管理・運営に係る諸事項の連絡調整、事前協議等を行なう学部長会(週1回開催)、学科長会(月1回開催)および大学運営会議(月1回開催)と審議決定機関としての全学審議会(月1回開催)および教授会(月1回開催)が組織されている。一方、法人と大学との連携強化、審議の円滑化のための事前協議機関として、理事長、学長、学内理事で構成される連絡協議会(月1回開催)が置かれている。これら各組織の詳細は別途項目としての点検・評価を参照されたいが、総合的に判断すると、各組織間の連携調整、協議・審議プロセスは、概ね適切、スムーズに機能している。また、本年4月から、従来の大学事務局を3キャンパスともに学生サービスセンターとして改組・一元化し、その役割と機能を明確にして、新しい体制をスタートさせた。これらの改革は新しい時代に対応するための組織として十分評価できるものである。したがって、本学の管理・運営は、まず現状組織を維持し、各組織の円滑な運用を心がけるとともに3キャンパス間の連絡調整に留意することにより、その機能を十分に発揮できると判断する。 |