序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔農学研究科〕 【現状】 大学院研究科・専攻としての独自の研修機会確保の制度はないが、大学の制度として教員の留学制度がある。規定によれば、学術研究・調査、学術の国際交流、職員の教育研究、資質の向上等を目的として、海外を含む校外に一定期間派遣される。その期間は、長期で6ヶ月以上1ヶ年未満、短期で3ヶ月以上6ヶ月未満である。
【点検・評価 長所と問題点】 学内では多くの者がこの制度を活用し、教育研究と個人の資質向上の面で多大な成果を上げており、評価できる。現状では、留学制度を除いて、研修機能を果たすものは学会、研究会等への参加のみであるが、研究面に関してはこれで十分であると思われるが、前項で触れたように教員の研究教育活動へ投入する時間が事務仕事やその他雑務に追われて減少している中で、学会、研究会への参加を止めて遅れている直近の仕事に時間を費やすものも多く、基本的には教員の教育研究時間の確保が先決でありかつ根本的問題であり重要性と緊要度が高いと思われる。
【将来の改善・改革に向けた方策】 研究面においては、教員は大学院教育を受け、基本的な能力は身に付いているので問題はないと思われる。しかし、研修に関しては、研究面のみならず授業方法の改善にかかるような研修機会を作るよう早急に検討する。