東京農業大学

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自己点検・評価

序章

自己点検・評価に当たって

第01章 理念・目的・目標
第02章 教育研究組織
第03章 教育内容方法等
第04章 学生の受け入れ
第05章 教員組織
第06章 研究活動環境
第07章 施設・設備等
第08章 図書館
第09章 社会貢献
第10章 学生生活
第11章 管理運営
第12章 財務
第13章 事務組織
第14章 自己点検・評価
第15章 公開・説明責任

終章

  あとがき

第三者評価結果

・附置研究所とこれを設置する大学・大学院との関係

〔生物産業学部〕
【現状】
 本学部に付置されている生物資源開発研究所は地域社会・産業と学部を結ぶ窓口としての役割を担う研究施設である。学部の戦略的研究企画としてのプロジェクト研究「寒地農学に関する国際学術交流」を全学的な研究組織によって展開している。公募によって課題を募集し、1,000万円の学部内研究費を配分している。また、外部からの委託研究の募集をしており、毎年20件程度の研究を受託している。これらの研究は受託した研究室で、自由裁量で行われており、大学院生や学生の研究テーマとして位置付けられることもある。

 

【点検・評価 長所と問題点】
 専属の研究者を置かず、学部の研究者(教員)全員が研究所スタッフとして位置付けられている。導入された外部資金を機能的に使うことが出来るシステムであるが、委託研究の受入については極めて受身的で、積極的に新たな委託研究を発掘する努力がなされていない。
 プロジェクト研究は、これまで、中国、モンゴル、サハリンとの研究交流を重ねて来ており、ロシアの科学アカデミー・サハリン農業試験所と本学部大学院・生物産業学研究科との間で研究協定を結ぶに至っている。しかし、交流による成果は上がっているものの、形になった成果が見られないことが課題である。

 

【将来の改善・改革に向けた方策】
 研究所の活動を地域に強くアピールし、委託実験の受け入れを積極的に推進する。研究・開発の受託は、単に外部資金を導入出来るという利点だけでなく、地域への貢献という観点が大切であろう。プロジェクト研究の成果をあげるためには、課題を分散させずに目的を定めた重点研究として行うよう検討していく。

 

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