序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔農学部〕 【現状】 個人研究費(研究旅費を含む)は大学院指導教授で47万円、大学教員で37万円支給されている。個人研究費の使途については、予算範囲内の支出に関しては、各教員の責任のもとで使用している。
【点検・評価 長所と問題点】 使途目的である、消耗品、図書、旅費、印刷、会費及び助成金、通信費、雑費等は、予算の範囲内で個人の計画にそって自由裁量に任されている。このことは、個人研究上の必要に応じて柔軟性があり、優れた制度となっている。しかし、例えばフィールド調査により出張が重なる場合等、かなりの教員が不足をきたしている。 この個人研究費については、種々の異なる意見がある。この種の予算は全国の全ての大学にある訳ではないので、その点からすると、予算額が必ずしも少ないとは言えない。
【将来の改善・改革に向けた方策】 学会や現地検討会等の研究旅費の割合が高く、他を圧迫しているので、適切な改善策を講じる。研究の拠点である大学院の指導教授及び嘱託教授に100,000円が上乗せされていることは評価できるが、同様な研究活動をしている助教授等にも相応な配慮が必要と思われる。別の観点からすると、特色ある予算であるので、その効果を十二分に発揮させるための議論を進めている。大学全体における予算の重点的配分とも関わる問題である。