・教員の教育活動及び研究活動の評価の実施状況とその有効性
〔農学研究科〕
【現状】
本学全体として、授業評価、研究業績の評価が行われており、昇格等に考慮されている。教育活動の内、授業については受講者も少なくそれぞれの教員がセミナー方式に近い形で実施されているが、学生による授業の評価は受けていない。修士論文、博士論文の指導については、それぞれの教員が細やかに対応しており、公開の論文発表会で学生が成果を発表した段階で、評価を受けることになる。研究活動については、「自己点検システム」によって研究業績が学外者にも公開される仕組みになっており、たえず評価を受けているといえよう。
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【点検・評価 長所と問題点】
大学院における授業は、受講者も少人数であり、学生の評価は受けてはいないものの好評である。また、教育活動全般は、博士前期・後期課程の入学者と修了者数、学生の進路、就職の状況に反映されることになるため、直接的、間接的に、学内、学外の評価にさらされているともいえよう。研究活動の評価は学生と連名で発表した論文等に基づいて評価されることになるが、短期間で研究成果の得られない分野もあり、また論文の内容とその質も評価の対象とすれば、公正な評価は難しい。とはいえ、学外者の眼に触れる形で研究成果を公表し、評価を受ける方法はよい仕組みといえる。
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【将来の改善・改革に向けた方策】
学内・外の評価を受ける体制が出来ており、今後も維持し、必要に応じて改善していくことが大切である。将来は、英文、和文のいずれであるか、発表の場が学協会誌であるか学内集報であるか、実際の農業の場でどの程度役立つかなど評価基準を設けることにより、より高いレベルで、あるいは実践的な教育・研究活動の成果が出てくるような評価法を探ることも検討していく。
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