・研究支援職員の充実度

〔農学研究科〕
【現状】
　本学のティーチング・アシスタント制度は学部学生の実験、実習・演習に対する教育的補助業務を大学院学生に依頼することによって学部、専攻の一貫性・充実を図り、併せて大学院学生の研究能力、指導力の向上発展に資することである。しかし本学のティーチング・アシスタント制度、RA制度は十分とはいえない。

【点検・評価　長所と問題点】
　学外の資金を利用した研究支援者（ボスドク、博士課程研究員）の採用は、若干名いるだけで、RA制度は今のところない。本学のティーチング・アシスタント制度は博士前期課程の学生の「生活支援」の側面をもつことは否定できない。RA制度は博士後期課程に所属する学生の育成の観点から有意義であると思われるが、未だ十分に検討されていない。

【将来の改善・改革に向けた方策】
　博士後期課程の充足された今RA制度を早急に検討する必要がある。そのために、学内プロジェクト、競争的研究費等の獲得など教員の意識改革を検討している。