・教員組織の年齢構成の適切性
〔国際食料情報学部〕
【現状】
教員の年齢構成は70歳定年から65歳定年への移行期であり、逐次高齢化を解消する方向にあるが、46歳以上が67.7%を占めており、年齢構成上では高齢化は解消されていない。さらに、26歳以上を5歳ごとに区切ってみると、26歳から30歳が3名(4.4%)、31歳から35歳が5名(7.4%)、36歳から40歳が6名(8.8%)、41歳から45歳が8名(11.8%)、46歳から50歳が8名(11.8%)、51歳から55歳が12名(17.6%)、56歳から60歳が11名(16.2%)、61歳から65歳が11名(16.2%)、66歳から70歳が4名(5.9%)、71歳以上は0である。職階が上昇するにしたがって、年齢は上昇しており、ほぼ40歳代から助教授、40歳代半ば以降教授に昇格している傾向がうかがえる。
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【点検・評価 長所と問題点】
近年若年層の専任教員を採用する努力を行っているが、年齢構成は40歳以上が多く、高齢化が進んでいる。研究を深化させたベテラン教員の存在も学生教育にはもちろん重要ではあるが、学生との年齢差が少なく身近に相談できる若手教員の充実も必要である。その点を考慮すると、年齢構成には改善の余地があるといえる。高齢化の進展は、学部の活性化が低下するとともに、硬直化を招く恐れもある。
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【将来の改善・改革に向けた方策】
年齢構成は高齢化が進んでいるようにみえる。とくに、本学の定年が65歳となることを考慮すると、大幅に人事の入れ換えはここ数年で始まることが予想される。したがって、改善策としてはまず定年退職者の後任として若年研究者の育成を促進するとともに、若手人材の採用をすすめるよう努力する。
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