・教育課程編成の目的を具体的に実現するための教員間における連絡調整の状況とその妥当性
〔地域環境科学部〕
【現状】
教育方法などを改善する委員会としては、大学内に全学ファカルティディベロップメント(FD)委員会、学部内に学部教育点検委員会、さらに学科内に学科教育点検委員会と技術者教育検討委員会の4つの委員会が組織されている。学部教育点検委員会は、3学科(森林総合科学科・生産環境工学科・造園科学科)全体の共通する教育問題について検討する委員会であり、学部共通科目などの講義内容、教育方法などについての見直しなどを含めて検討している。この委員会の目的は、学部内の横断的な教育環境の整備について検討し、学生へよりよい教育環境を提供することにある。とくに、カリキュラムの改正について様々な問題を整理し、各学科へ検討する事項を詳細に提案している。
本学部の生産環境工学科および造園科学科はJABEE認定のための自己点検システムを設置し、実行している。すなわち各学科には教育点検委員会および技術者教育検討委員会があり、相互に連携しながら検討を行い、必要に応じて全教員参加の教員会議において検討、審議することにより当学科の教育効果測定システムの有効性を検証している。とくに、カリキュラムの改善や授業実施上のあらゆる問題について検討し、改善策を学科教員会議に提案している。
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【点検・評価 長所と問題点】
現在それぞれの委員会からの報告は、全専任教員が参加する学科教員会議にて審議しており、連絡ネットワークが構築されている。したがって、現在のところ問題はない。
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【将来の改善・改革に向けた方策】
学部として学部教育点検委員会、学部運営委員会、学部学科長会および学部将来検討委員会を組織し、系統的に教育効果を測定するシステム全体の機能的有効性を検証する仕組みを構築しており、現在行っている継続的な改善活動が将来の方策になると考えている。
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