序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔農学研究科〕 【現状】 本研究科では、希望者があれば社会人入学は各専攻が資格認定を行い、受け入れる体制を整えているが、これまで特別入試制度で社会人に対し門戸を開いていなかった。17年度U期入試より生物環境調節学専攻が、名称変更により環境共生学専攻になることを受け社会人学生を受け入れることになった。
【点検・評価 長所と問題点】 博士前期課程に導入した場合には1年次に授業科目を履修しなければならず、実務を担当する社会人にとってはこの点が現実的に困難な点である。他教育機関の教員の場合には、1年間の研修制度を利用することも有り得るが今後授業時間の設定には工夫を要する。 実験・実習系の専攻では、学生は修業年度内に多大な時間を実験に費やす必要がある。社会人入学の場合、休職やその他の方法で十分な時間を研究活動に消費しうる条件が整わなければ、修業はきわめて困難と考える。
【将来の改善・改革に向けた方策】 社会人へのリカレント教育の必要性やキャリヤアップのために社会人大学院の需要が高まっているようであるが、本大学院において現在そのような手当はなされていない。今後、社会人入学の希望者が増加した場合に備え、特別枠を設けるなど制度化の検討も必要と考える。修業可能な社会人の入学に対しては積極的に支援したい。各専攻における社会人入試については専攻の意思を尊重して研究科として検討する。